時実新子 『悪女の玉手箱』

・図書館で借りてきた、久しぶりの時実新子。面白い本
 は多々ありますが、この本はそのなかでも愉快で楽しい本です。
 自分でもほらふきと言っていますが、どこまでが本当でなにが
 嘘なのかわからないエッセイ。
・駅で買った天津甘栗のはなしが出てきますが、最近見かけなくなり
 ましたね。むかしはどこの駅にも売店が出ていたと思うのですが。
 吉祥寺ハモニカ横丁の天津甘栗もいつの間にかなくなってしまった。

悪女の玉手箱

悪女の玉手箱

吉田篤弘 『京都で考えた』

Twitterで詩に関するイベント情報が流れていて、詩の
 好きな友人の顔が浮かんできたので、DMで教えてあげた。
・そしたら「そのイベントの主催しています。
 いまてんやわんやです」と返事がきた。
・そりゃそうだよな。
         
吉田篤弘 『京都で考えた』(ミシマ社)を読了。

京都で考えた

京都で考えた

・ちょっと変わっていて本文に見出しがなくて、そのかわりにアステリスク
 が間に入っている。ので、どこがはなしのはじまりで終わりなのかが
 わからないで進んでいく。
・京都では古本屋、古レコード屋、古道具屋、喫茶店、洋食屋を廻って考える。
 うらやましいな。実は古本好きのくせに京都の古本屋には行ったことがない。
 だいたい京都に行ったのは20年も前になるだろうか。

岸正彦 『はじめての沖縄』

・このブログ、「はてなダイアリー」なんだけど来年の春に
 なくなっちゃうんですね。「はてなブログ」に移行してください
 ってメールがくるらしいんだけどわたしのところには着てないなあ。
・まあ、どこかのタイミングで移行します。これからもどうぞご贔屓に!
         
・久しぶりに書いたら、作法を忘れてしまっているなあ。やばいわ。

はじめての沖縄 (よりみちパン! セ)

はじめての沖縄 (よりみちパン! セ)

・岸正彦 『はじめての沖縄』(新曜社)を読了。いやあ、ずっと
 買おうと思っていのだが、往来堂に行けなくてもやもやしていました。
 往来堂と同じポイントカードが使える今野書店で購入。
・ヤマトンチューとしての沖縄。つくづく自分は考えること、書くことが
 できない人間なのだなと。岸正彦はわたしの代弁者ではないかと。
 そうだよなそうだよね。

私たちは規則を破らないと他人に親切にできない。無意味な規則はできるだけ
破ったほうがよい。自治の感覚

自治の感覚を沖縄のひとは持っているというんだな。他人に優しくすると
 いうこと。鴻上尚史「孤独と不安のレッスン」にも同じようなことが書いて
 あったな。沖縄のひとがどうこうということではないけど。
・ことしは沖縄に行けそうもないな。

平野啓一郎 『ある男』

・5//19に川口ブックマーケットに参加しました。
いやあ、あの晴れ続きの川口は今回は金山会館かと
 思われましたが、どっこい川口神社の境内は乾いて
 おり無事に予定どおりの開催となりました。

行田駅8:54の高崎線→川口には10時前→川口神社到着
→3年ぶりかな、仕事が土曜休みになってしまったので川口には
参加できなかった。きょうは有給できました→場所はなかほど19番
→不忍の助っ人さんで考えると神崎屋紫堂、古書ますく堂、駄々猫舎
ハコノモリ堂それにことしの新人やまね洞→神崎屋紫堂は、ますくシステムだが、
モンガシステムにも組み込まれているというレアなひと→駄々猫舎は
久しぶりだな→となりは縁側一箱でご一緒だった碧山書房。山関係の
新しい本が多いのでじっくりと眺めてしまう→そのとなりのとなりが
ああ、ことし谷根千工房賞をとった小声書房。はなしをしていたら、
縁側一箱でわたしのところから武田花の本を購入したという→ぺろん
書房とはなしをしていたら不忍一箱で往来堂に出していたという。ああ、
レインボーのとなりね、と言ったらみなさんからそう言われますとのこと
→11時開始。ひとは集まってきたらわたしのところにはお客さんが来ない。
30分ぐらいしてやっと、女性が2冊買ってくれた。岩波写真文庫「回虫」が
目玉なのだが、あのグロテスクな写真を見てくれたのはうれしかった→
助っ人のT永さんが遠くから来てくれた。うれしいなあ→同じく助っ人の
Y原さんも→そしてなんとみきち屋さん。わたしが店主でとみきち屋が客と
いうのはいままでになかったな→ハコノモリ堂といっしょに店主ができる。
もう3年ほど助っ人をしてくれているI子ちゃん。会うたびに大人になって
きたな。うれしいな→つぐみ堂さんは岩波写真文庫「郵便切手」を買ってくれる。
そうかつぐみ堂、とみきち屋とはモンガ堂での貸し棚仲間だった。ここでも
モンガシステム発揮→なんか雲行きが怪しくなってきて、東京アメッシュ
みると雨雲が近づいている。実行委員のA木さんにはなすと「雨はなかなか
川を越えてきませんから」と悠然とされている。そしてその通りになった。
そうそうA木さんも不忍の助っ人さん→結構3時から5時のあいだが長かった
→終わり近くに古本酒場狸穴のブラボーさんが来られる。相変わらずはなしが
おもいろい→5時終了。残った雑誌をますく堂に押し付ける→もりのほんやで
『やまがらの芸』小山幸子(法政大学出版局)を見つける。ほんとに本は
出会いだ→実行委員箱からバウハウスの図録を100円で→ますく堂からは
迷いに迷ったが平田俊子さんの図録を1200円で。こんなの出ていたのか→
打ち上げには出たが、神崎屋紫堂主催の飲み会には遠慮させてもらった。
もう歳だね→帰りは古書ふるほん堂さんと古書会館のはなしをしながら、
大宮で崎陽軒のシュウマイ弁当を買って帰宅

     
・川口のはなしがながくなってしまった。
・水玉ちゃんがフェイスブックでこの小説はおもしろい、是非読んでみて
 とつぶやいていたのが平野啓一郎 『ある男』。雑誌文学界6月号に掲載
 されている。水玉ちゃんといえば、横山秀夫「64」も以前おススメして
 もらってめっちゃよかったの期待大。
平野啓一郎 『ある男』。普段小説は読まないのだが、これはぐいぐい
 読ませた。はなしの展開としては推理小説のようであるが、それだけ
 ではない。
忌野清志郎が語っていたように「地震のあとに戦争が来る」というような、
 震災以後の社会不安な現代。それがもやっとしていたのだが、この小説を
 読んでいるとこのもやがちょっと晴れてきた感じがした。そうかそうなのか。
 現在の問題のつながりが整理されている。
平野啓一郎なんて読んだことなかったが、興味が湧いてきた。

第6回 川口ブックマーケットに参加します

・本のやまをからになるまで売りたい「やまがら文庫」です。
 楽しく参加できればよいなあ。 #川口ブックマーケット

川口ブックマーケット
事前登録した「店主さん」が決められたスペースでの古本を
販売する古本市です。誰でも気軽に「店主」になれる古本市です。
本を探しながら歴史ある川口の街を歩いてみませんか。

開催日 :2018年5月19日(土)
     11:00〜17:00
     雨天決行 ※雨天の場合は川口神社向いの金山町会館で開催予定。
会 場 :川口神社(埼玉県川口市金山町6-15)
アクセス:JR川口駅東口より徒歩約10分
主 催 :川口ブックマーケット実行委員会
協 力 :川口市立映像・情報メディアセンター メディアセブン

問合せ :khitohako@gmail.com 
URL  :http://khitohako.blogspot.jp/

一箱古本市は終了しました!

・いやあ、年に一度のお祭りが終わってしまった。
 ことしはいくつかの事前準備に参加できず、まあ
 いなくてもうまくいくんだけど。
・ことしの感想をひとことでいうと「老い」ですね。
 自分自身の疲れは半端なかった。年々、ひどくは
 なってきてはいたが。それと同年代のひととはなしを
 するとことばのはしばしに「老い」がでてきた。
・さもありなん。
          
・4/29の行動記録

行田駅8:19の高崎線に乗る。昨年は7:39だったのに何でこんなに遅くなって
しまったのか→赤羽乗り換え田端→田端ターリーズでアイスコーヒー。これは
かかせない→青秋邸で自転車を借りる。青秋部は今回森鴎外記念館で「太台
本屋 tai-tai books」として一箱出店。はじめての店主と聞いてびっくり。
ちょうど出かけるところだった。あぶないあぶない→いつものように坂を下り
よみせ通りへ→道に迷う「古書ますく堂」に会う→へび道に入りホーム谷中
→実行委員の霧のタンスさんはじめ何人か→10時にミーティングを開く→
ほうろうにスツールを借りに行く→「M&M書店」のモンガさんと立ち話。話も
老いといえば、老いだな→途中で柏一箱にいつも出店している「あるまじろ」
に会う→戻って11時開店。8箱。「トリとニワトリ」さんのメニュウのなかに
ゆずれない本というのがあって、音読 ¥300とある。聞いてみると売らないで
300円で音読をしてくれるという。へえー、これはすごいな。売らずぼったくり
じゃねいか。一発でやまがら文庫賞に決まり!→最初のお客さんはあの鈴木さん
でした。うれしいなあ→アイソメ出店「二十成人文庫」の奏ちゃんが顔をみせる。
奏ちゃん、おめでとうと肩をたたく→道の向うから「やまがらさ〜ん」と声を
かけられる。うん?もすさんではないか。宇都宮からいまは静岡に移ったという。
何度も一箱では出店してくださった。久しぶりの再会。ご子息には初対面→
きょうのプレゼンターである古ツアさんも来る。そのあと向井さんとわめぞ御一行。
原田さんや健さん→壁際を使わせてもらえたのでことしのホーム谷中はすこしは
陽があたらない→「あるまじろ」から電話あり、再会する。実はあるまじろは
元同僚。会社はなくなってしまっって、3月に清算していなかった退職金のはなし
をする。お互いもらえてよかったなと。ただし、年金基金が解散してしまったので
60歳から年金がもらえないのだ→四谷さんにもお会いする。第2回から連続出店
されていてことしは出店なしだったので心配していた。「年だから」と言われて
いたが、一箱出店では同期生だからなんかさみしい→遅番の助っ人さんを見届けて
貸しはらっぱ音地。テントがいいね。「うたたね」さんでいしいひさいち「ホン!」
を200円で購入。なんとなくいしいひさいちが読みたくなったのだ→谷中の家に行く
途中の公園でベンチに腰掛けてメモをとる古ツアさんに遭遇。声をかけずに先を
急ぐ→谷中の家に寄ってからオリジンでイートイン。やっと昼飯→古書ほうろうから
坂をあがり森鴎外記念館「太台本屋 tai-tai books」で機関車の蔵書票を50円で購入→
かもちゃんが久しぶりに店主で出店。彼との出会いはなんだったっけ、思い出せない。
→おっちらおっちらと根津教会へ。昼間は蒸し風呂だったようだが、いまは風が吹いて
気持ちよい→タナカホンヤでは「文庫善哉」さんからサイコロ堂の「セブン」
500円で→ハウスサポート八號店では「とみきち屋」さんに久しぶり。ここでもとしの
はなし。奥さまと山のはなし。じんたさんにもお会いする。お元気そうでよかったわ。
→ひるねこBOOKSではばったり元実行委員のS代さん夫婦にお会いする。自転車
に乗ってるわたしをみて「よくやるなあ」と。ここでもとしのはなし→心配していた
「散歩堂+」さんも元気そうでよかった→アイソメでは祭田さんに久しぶりにお会い
した。うんうん→往来堂を通って喜多の園へ。「●×文庫」で昨年は大判のもみじの
しおりを購入して思ったより使いやすかったのだがなくしてしまって、ことしも買おう
と思っていたのだが売っていなかった。残念→ホーム谷中に戻って終了。後片付け→
ほうろうにスツールを返して、そのまま青秋邸へ→自転車を返して、タリーズでアイス
コーヒーとホットドッグ。気合いを入れる→電車で田端から日暮里へ→古書信天翁
音の台所さんのCD「ゼツメツキグスノオト」を購入。音の台所さんと近況をはなす→
少し遅れて谷中防災コミュニティセンターの表彰式→涙あり笑いありの楽しい表彰式に
なりました→助っ人さんをお連れして打ち上げ飲み会会場「マザーインディア」へ
→45席と書いてあるのに60人の打ち上げに→あれよあれよと時間はすぎお開き→助っ人
のK藤さんといっしょに日暮里駅へ。古書信天翁を見上げたらドアが開いていたので
ちょっと顔をだしたら飲んでけということだったが時間もなかったので駅に急ぐ→
いつもなら上野駅にでるのだが、どういうわけか赤羽へ→23:17赤羽発新前橋行に乗車
行田駅0:08着。ほしどろぼうしそうになったが無事帰宅

第20回 不忍ブックストリート一箱古本市

・いよいよ今度の日曜日!

第20回 不忍ブックストリート一箱古本市
*
14年目となった不忍ブックストリート一箱古本市。今回も谷根千エリアのさまざまな場所に56箱の店主さんが出店します。谷中・根津・千駄木のお店の軒先をお借りして、一人一箱分の古本を販売します。「不忍ブックストリートMAP」を片手に歩いてください。
*
日時:2018年4月29日(日・祝)11:00〜16:30 雨天決行
*
大家さん(開催場所):古書ほうろう、谷中の家、貸はらっぱ音地、森鴎外記念館、特養ホーム谷中、往来堂書店、喜多の園、アイソメ、ひるねこBOOKS、根津教会、ハウスサポート八號店、タナカホンヤ 全12カ所
*
*いつものスタンプラリーあります。全スポットのスタンプを集めた方にはお楽しみプレゼント(数量限定)あり!(開催日のみの押印です)
*
不忍ブックストリート #1hakosbs