やっぱり一番好きなカメラマン

・高校生のころ、予約して買った本がある。
 広田尚敬「永遠の蒸気機関車」(日本交通公社)である。

永遠の蒸気機関車 (1976年)

永遠の蒸気機関車 (1976年)

・6000円だったかな。いま考えるとよく
 カネがあったもんだ。
広田尚敬のような写真が撮りたいと思って、
 北海道にでかけたもんだ。(撮れないんだけどね)
NHK教育TV「趣味悠々 デジタル一眼レフで巡る 
 ローカル線の旅」の講師が広田尚敬だ。
・この番組を見るとフレーミング
 すばらしいことが改めてわかる。
・きょうの毎日夕刊「読みたい」でその広田の本が
 紹介されている。

鉄道写真の第一人者である広田さんが、60〜70年代、
全国に蒸気機関車を追ったモノクロ写真集である。

こりゃ、やばいぞ。

特に人物の絶妙な配置は、広田さんが、スナップショットの
名手でもあると気づかせてくれる。

そうそう、そうなのだ。

広田尚敬 鉄道写真集『Fの時代』

広田尚敬 鉄道写真集『Fの時代』

鉄道写真生活60年を記念して、出版社を超えた企画
広田尚敬の時代」が始まった。来年秋までに7冊を出版する
大型企画になる。

カネが続きません。