沖映通り えきまえ一箱古本市 その3


・ラジオをつけた。
「おはようございます。きのうの夜は冷えましたね。
 そろそろ湯たんぽの出番ですね」
 うん? なに、湯たんぽだ。那覇は25度だぜ……と。
 なんだ、福岡のラジオ局か。
          
・たまなー村の村長さんは「あくび書房」さん。
 西表島の古本屋さんなのだ。すごいなあ、
 日本最西端の古本屋、行ってみたい。

・「あくび書房」さんが広げているのは、西表島エコ
 ツーリズ協会の手わざ柄の手ぬぐい。これはもう
 ひとめぼれ。藍でも紺でもない独特の色合い。
 Tシャツはないのだろうか。
・「あくび書房」さんは、西表の自然を中心とした
 品ぞろえ。高価な本もあったが次々と売れていった。
         
・沖縄以外から来た店主さんは「県外組」というそうだ。
 まーみなー村の「古本中島堂本舗」、ゴーヤー村の
 「よたか堂」、なーべらー村の「今年も行きます!
 福耳ブックス」はみなさん何度も出店している常連さん。
・中島堂は、3日の「本の縁日」でお会いしているし、
よたか堂は、13日の「上野桜木あたり ろじの一箱」にも
 出店されていた。福耳さんは、4日のジュンク堂トーク
 はじまり沖縄にいるときに何度もすれ違ったり、ニアミス
 したりしていた。古本猛者のみなさん。
         

・わたしが一番いいなあと思った一箱は、でーくーにー村の
 「シネマラボ突貫小僧」。なかなかよい映画本のラインナップ。
 でもなんといっても0円の本を出していたのにはびっくり。
 0円か、改めてすごいわ。この「シネマラボ突貫小僧」は
 本を出しているのですね。

「沖縄まぼろし映画館」平良竜次+當間早志(ボーダーインク

沖縄まぼろし映画館

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・これは読んでみたい!