2016年を振り返る

・まずは、「BOOK5 vol.22 特集 年末恒例アンケート 今年の収穫」
 (トマソン社)に今年も参加しました。いつもの変化球というか、
 まともに書けないのだ。去年もそうだったが、あとでもっと
 まじめに書けばよかったと後悔している。
・そのトマソン社が松田書店という古本屋をはじめたので、行って
 みた。荻窪北口の0番乗り場から南善福寺行のバスに乗って、
 終点のひとつ手前の「立野境」で降りてすぐ。南善福寺行は、
 12分おきに出ています。
・いまは日曜日しか営業をしていないようであるが、楽しみの
 古本屋ができた。荻窪から乗って8つ目の「桃井四丁目」で降りると
 西荻古書モンガ堂ともはしごできる。松田書店からモンガ堂のあいだ
 を歩くのもおススメ。途中に善福寺公園井草八幡宮に寄ること
 ができます。

BOOK5 22号 特集:年末恒例アンケート 今年の収穫

BOOK5 22号 特集:年末恒例アンケート 今年の収穫

・古ツアさんの訪問記
古本屋ツア―インジャパン
11/27東京・吉祥寺・西荻窪・上石神井 古本・古書 松田書店
http://furuhonya-tour.seesaa.net/article/444380967.html

         
・ことしを振り返ると去年と違って生活と仕事は安定していた。
 ということは来年あたりはいろいろと問題が出てきそうな予感。
・やまがら文庫としては、2月神楽坂てまめの「小さな古本市」、
 3月雑司が谷わめぞの「みちくさ市」、10月上毛電鉄西桐生駅
 「鉄道と旅のブックフェア」、そして11月那覇
 「沖映通りえきまえ一箱古本市」への参加といったところ。
・沖縄一箱は、三年越しの念願がかなった。
・引き続きモンガ堂の貸棚に本をおかしてもらった。
不忍ブックストリートとしては、5/3一箱古本市と11/3の
 しのばずくんの本の縁日。本の縁日ははじめての開催。
・11月は本の縁日の次の日に沖縄に飛んだ。ので、帰ってきたら
 疲れがドッと出てしまい、回復するのに半月ぐらいかかって
 しまった。
         
・東京へはよく出かけた。51回。運賃が約2000円だから、ゲッ10万円か。
 来年はよく考えよう。
・ということで今年読んだ主な本です。

「生きるということ」水上勉講談社現代新書
「木山さん捷平さん」岩阪恵子(新潮社)
武士の家計簿磯田道史新潮新書
「若くなるには時間がかかる」火野正平講談社
「わたしの手塚治虫体験1」真崎守(JICC出版局
「犬の足あと猫のひげ」武田花(中公文庫)
「山怪」田中康弘(山と渓谷社
「シャレのち曇り」立川談四楼PHP文芸文庫)
「談志が死んだ」立川談四楼新潮文庫
「1974年のクリスマス」柳澤健集英社
「老人とカメラ散歩の愉しみ」赤瀬川原平実業之日本社
「酒呑みの自己弁護」山口瞳ちくま文庫
「アルピニズムと死」山野井泰史(ヤマケイ新書)
「ぐっとくる鉄道」鈴木伸子(リトルモア
「ぼくの那覇まち放浪記」新城和博ボーダーインク
「なんらかの事情」岸本佐和子(筑摩書房
のぼうの城」和田竜(小学館文庫)
「ちゃっかり温泉」久住昌之(カンゼン)
「消えゆく沖縄」仲村清司(光文社文庫

・ことしは全く本が読めないときがあって苦渋しました。
 すぐに途中で投げ出してしまう。やと最近戻ってきました。
・漫画では、滝田ゆう泥鰌庵閑話傑作選」(ちくま文庫
 がおもしろかった。どうして酒飲みってダメなんでしょうね。
 泥鰌庵閑話は全部読んでみたいなあ。
        
・というような一年でした。来年も一箱には出たいが、
 出す本がないなあ。ことし出られなかった川口がひとつの
 目標。沖縄にはまた行きたいが、かねはあるのか。
・それではみなさまよいお年を!