・「へのさんって、いつもボーっとしていますよね」
と直接言われたわけではない。クライアントと上司の
会話の中でのこと。
・ボーっとしているは、子供のころからさんざん言われてきた。
自分ではそうでもないだろうにと思ってはいるのだが。
まあ、確かにボーっとしていることは多い。
・むかしむかし、結婚していたころ妻の実家に行ったとき
のこと、ひとり座っていただけなのだが義父がバットを
差し出して「素振りしてこい」と言われたことがある。
これなんかは、あまりにもボーっとしていたのでいたたまれ
なくなったのだと思う。
・自分が意識していないときでもボーっとしているのだろう。
1日の1/3は寝ているとして、1/3は動いていて、残りの1/3は
ボーっとしている。
・ボーっとしている1/3の人生をきちんとしていれば、もっと
いろいろなものを手に入れていたのかもと思うが、その反面
ボーっとしていることによってこころを調整していたのかも
しれないね。
*
・殿山泰司『殿山泰司のじゃべくり105日』(講談社)を読了。
- 作者: 殿山泰司
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1984/08
- メディア: 単行本
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昭和59年。たぶんこれが最後の著作じゃないだろうか。
・バアサマとの掛け合いが出てこないのが残念。戦争のこと
が書いてあるけど、いまとなっては貴重な証言だな。