神蔵美子 『たまもの』

・ムネがきりきりなるよう。ついをなすであろう夫の末井昭『自殺』や

 『結婚』を読んでも、そんな気持ちにはならなかった。文章といっしょに

 写真も入ってくるから感情移入してしまうのだろう。この本は年末に

 信天翁で購入。これもそうだが信天翁の多くの本はグラシン紙がかかって

 いて気分がよい。

 

たまもの (ちくま文庫)

たまもの (ちくま文庫)