・ちょっと早いがことしをふりかえります。
・ことしは棚を貸してもらっている古書西荻モンガ堂に2回本を
送って並べてもらった。いつもだと月に一度はおじゃましていたのに
2月以来お伺いできていない。
・古本屋には3月以降ほとんど行けてない。北本の富士書房、
深谷の須方書店に1回づつ行ったぐらい。古本に飢えてます。
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・ことし読んで面白かった本。
● 『深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと』スズキナオ
(スタンドブックス)……すごく視点がよくておもしろいことを
やっているなと思った。
……茨木のり子がやはり一番好きな作家である!
● 『言葉が通じてこそ、友だちになれる』茨木のり子、金裕鴻
(筑摩書房)……茨木のり子の詩以外は全部読んだなと思っていたら、
浦和の武蔵野書房でみつける。武蔵野書房が3月で閉店したのは非常に
残念。
● 『皇室、小説、ふらふら鉄道のこと。』原武史、三浦しおん(角川書店)
● 『待ってました』吉川潮(新潮社)
● 『マイ京都慕情』みうらじゅん(新潮社)……「京都慕情」は小学生のころ
よく歌っていました。同時代を生きているのだな、みうらじゅん。
● 『どくろ杯』金子光晴(中公文庫)
● 『ドキュメント 単独行遭難』羽根田治(ヤマケイ文庫)……この本は最近の
山行に警鐘を鳴らしてくれました。
● 『ボン書店の幻』内堀弘(白地社)……単行本で再読。名著。
● 『個人のたたかい』茨木のり子(童話社)……再読。
● 『黄色い涙』市川森一(大和書房)……このころは再読が多いなあ。
● 『旅のつばくろ』沢木耕太郎(新潮社)……わたしに文才があれば、こんな
旅の経験を書いてみたい。
● 『ブックオフ大学ぶらぶら学部』(岬書店)……Zさんが書いたせどり史が秀逸。
ちなみにこの本は古書西荻モンガ堂の通販で購入。
● 『食堂のおばちゃん』山口恵以子(角川春樹事務所)……シリーズ3冊読んだ。
食堂のおばちゃんに出会えたことはことしの収穫。
● 『でーれーガールズ』原田マハ(祥伝社)……この本はポッドキャスト
「ドンベーブックスの読んでミッション」で紹介されていた本。
おかげさんで原田マハのおもしろさを知った。
● 『勝負師』内藤國雄、米長邦雄(朝日新聞社)……題名からすると
自己啓発本に思えるがそうではなかったところがよかった。
● 『マンション管理員オロオロ日記』南野苑生(三五館シンシャ)
● 『埼玉裏町メシ屋街道旅』苅部山本(光文社知恵の森文庫)
……いまの自分にうってつけ。内容充実。
● 『日本の名随筆 地名』谷川健一・編(作品社)……このシリーズは
いろいろな書き手の文章が読めてお買い得だと思う。
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・まだまだ不安が続きますね。山内明美さんのことば
「しんどい時は種をまくといい」。そのようにできるかどうか、
来年もよろしくです!