2022年をふりかえるー出会ったことば編ー

・ことしは毎日新聞150周年だそうです。わたしが

 毎日新聞をとりだしてから35年かあ。

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・「自分に満足している人は、他人に余計なことを

 言わないでしょう」

 (1/5 毎日新聞夕刊 養老孟司

 

・「 "一度止まる” と書いて正しい」

 (THE BIG ISSUE vol.422 私の分岐点 谷地誠 )

 

・「現状維持をよしとし、動き出そうとしない人間は、

 常に現実に拘束されている。そこからもう一つの世界

 に向けて旅立とうとするとき、初めて自由が手に入る」

 (『みんな山が好きだった』山際淳司

 

・「選挙の結果で ”沖縄の人は諦めたのか” と言われること

 もあるが、”ため息ぐらいつかせてくれ” と思いませんか。

 (1/19 毎日新聞朝刊 論点 沖縄本土復帰50年 新城和博

 

・「悪いことばっかり考えたって、暗くなるばっかりだもんね」

 (『食堂のおばちゃん 8 あなたとオムライス』山口恵以子

 

・「”俺たちの時代は” というのは一番悪い言葉」

 (2/26 毎日新聞夕刊 尾車親方)

 

・「目の前の仕事に誠実に対峙すれば、道は開けて前に

 進める」

 (2/27 毎日新聞 日曜くらぶ わたしのことだま漂流記 山田詠美

 

・「自分が何をしても無駄だ、誰かが何かしてくれるはず

 だと思っているならば、それは民主主義の敗北を意味する」

 (3/9 毎日新聞夕刊 世良政談 宇野重規

 

・「国民を大事にしない国家に繁栄はありません」

 (3/13 内橋克人

 

・「戦争やめよ。この瞬間にも人が死んでいるのです。今すぐ

 に戦争をやめよ。戦争が長びくと原爆を使いたくなる。

 地球は。子供は。大人は。命あるものすべてが危い。

 平和を愛する世界中の人人と手をつなごう。戦争やめよ。と、

 叫び合おう」

 (原爆の図 丸木美術館 丸木俊

 

・「ストレスを解消するには面白いことを探すしかない」

 (リアルサウンド 高田純次

 

・「多様性を受け入れる寛容な社会を創り出す以外、日本が

 存続できる道はありません」

 (4/6 毎日新聞夕刊 内田樹

 

・「戦争は外交の失敗である」

 (5/11 毎日新聞夕刊 江戸から見ると 田中優子

 

・「やはり若手は小細工をしないで、正々堂々と真っ向勝負

 すべきだ。勝負は時の運。結果を気にせず、自分の持てる

 力を出して戦うことが大事である」

 (5/15 東京中日スポーツ はやわざ御免 北の富士勝昭

 

・「台湾有事の備えというならば、外交力の強化策や、

 武力衝突に巻き込まれる可能性が高いといわれる

 146万沖縄県民を守る議論が政治家から出てこないのは

 なぜだろう」

 (5/18 毎日新聞朝刊 オピニオン 与那覇一枝)

 

・「上みりゃきり無い、下見て暮らせ、橋の下にも宝船」

 (6/5 毎日新聞夕刊 特集ワイド 内海桂子

 

・「政府のかたくなな対応を見ていると、県民の心が

 折れるのを待っているとしか思えないんですよ」

 (11/4 毎日新聞夕刊 これだけは言いたい 翁長樹子)

 

・「ペナルティを蹴るものだけが、それを外すことができる」

 (12/7 毎日新聞朝刊 余禄 ペレ)

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タモリ徹子の部屋で「来年は新しい戦前になる」と言った

 とか話題になっていますが、そのようにならないように

 願っています。来年もよろしくお願いします。