・土曜日の朝7時半、TBS「さわこの朝」を気になる人がでると
観ている。阿川佐和子がゲストをよんでのトーク番組。
・先週は、待ってました火野正平。NHKBS「にっぽん縦断こころ旅」
を観だしてから、火野正平にはまっている。
正平「飲みに行こうよ」
佐和子「奥さんと三人だったら、いいですよ」
正平 佐和子をじぃっーと見ている
佐和子「そんなに見つめないでくださいよ」
と目線をそらしてうしろを向く
・ちょっとうまく書けないがこのやりとりが面白かった。
・火野正平は、マジなのか、サービスなのか、演技しているのか。
それに対しての阿川佐和子の返しも永年の経験が入っていて
お手の物って感じ。
・毎日新聞の「長屋のご隠居・てれび指南」というコラムで
火野正平を再三取り上げているが、
パスタを音を立ててすすり、薬味にむせる火野正平の町人食い
(「にっぽん縦断こころ旅」NHK)の親しさ。
・「孤独のグルメ」の武士食いに対する町人食い。うまいな表現だな。
・そうわたしが好きなのは、火野正平の親しさなんだ。地井武男や
吉田類にも通じるもの。お笑い芸人のグルメ番組にないもの。
・メシを喰うときの食堂のおばちゃんとのやりとり。あいさつが
しっかりしているんだよ。そこにこころくすぐるものを持ってくる。
・火野正平のプレイボーイってここですね。
・前置きが長い(笑)。ということで火野正平の新刊を読みました。
- 作者: 火野正平
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/01/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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・タレント本なんて久しぶり。風吹ジュンのむかしのパッシングが
知りたくて読んだのはいつだったか。
・まあ、聞き書きなんでスラスラと読める。クルマのはなしとか、
好きなテレビ番組とか、どうでもいいことはタレント本だな。
質問を受けてそれに答えているだけ。
・スキャンダルがあったときの梨本勝のはなしはおもしろかった。
ここには書かないけど。
・「芝居を観ているのではなく、役者を見ている」というのは
こころに残った。いい芝居じゃなくて、いい役者。
・あと、期待していたのに「にっぽん縦断こころ旅」のことが
まったく書かれていない。そういう方針でつくられた本なのだな。