2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「黒一点ですわ」

一箱古本市で印象的だったこと。根津教会で出店されていた 四谷書房さんのコメントがこのタイトル。根津教会では 5箱でているのだが、男性は四谷書房さんのみ。へえー。 そういわれるとわたしたちの往来堂書店前でも 女性店主が人数でもパワーでも圧倒して…

そよ風にころがる

今回は42冊16キロを背中にしょっていきまして、 こんなの持って帰るのはイヤだな……と思ってました。 このブログでも宣言をしてしまったので、不安で不安で。 でなんと、「一箱古本市」で完売を達成しました。 お買い上げいただきました皆様ありがとうご…

いよいよ明日です

以前も告知しましたがしのばずブックストリートで開催される 「一箱古本市」に「やまがら文庫」として参加します。 場所は千代田線・根津駅と千駄木駅のほぼ真ん中の 「往来堂書店」です。4月29日(日)AM11:00~PM5:00です。 http://www.ohraido.com/abou…

あの頃に帰りたい

最近、仕事でアイデアを出したりすると若いもんから 「昭和の香りがする」と言われたりする。その都度 「なにをー」って反論はこころみてはいるのだが…… 団塊の世代が華やかしり今日この頃である。わたしたちの 世代はずーっと下で「しらけ世代」「四無主義…

アットホームな太田蘭三

カッパノベルズのデザインはいつ変わったんだろう。 奥付をみると2005年7月となっている。 もう2年も前かあ。 太田蘭三「斧折れ」(光文社カッパノベルズスペシャル) 読み疲れの時は、太田蘭三が効く。本を開くとホッと させてくれる。旅から久しぶり…

ひさしぶりの岩波新書

良く考えてみるとこれも「毎日新聞」がらみ。連載を まとめた本である。加藤仁「定年後」(岩波新書) まだ定年には早いのだが……。サブタイトルが「豊かに 生きるための知恵」。岩波らしくクサイタイトルといえば、そうなのだが。 さあ団塊世代の諸君、定年…

これほどおもしろいとは

なにを読もうかと迷っているときにふとてにした本がこれ。 三遊亭円丈「御乱心」(主婦と友社)昭和61年。 いまごろなにをいってんだい……と思われる方も いらっしゃいましょうが。実録御家騒動暴露本が、 これほどおもしろいとは。一気に円丈を見直してし…

一箱古本市に参加します

告知が遅くなりましたが、しのばずブックストリートで おこなわれる一箱古本市に参加します。昨年は「へのさん堂」として 古書ほうろうさんの店先に出店し、同時に助っ人にも参加しました。 ことしは店名を「やまがら文庫」にかえて往来堂書店さんにださせて…

世界で一番大事なもの

世界で一番大事なものは、「読書だ」というのがノッポさん。 創造や独創のカギを握るのが「読書体験」だという。 毎日の昨日の夕刊に載っていた。ノッポさんとは、NHKの子供番組 「できるかな」では、最終回以外、20年間もずっとしゃべらなかった人。 とい…

エビスがうまい

今日は朝の5時まで仕事をしてました。 7時まで仮眠して、9時から丸の内で打ち合わせが あるので、東京駅の東京温泉へ行った。 東京温泉は3月いっぱいで閉店していた。 せっかくさっぱりしようとしていたのに。 それでもって夕飯にエビスビールを飲んだん…

またまた新聞から

毎日新聞4月2日の朝刊から。 「希望格差社会」(ちくま文庫)の著者、山田昌弘は、 3C能力を意識的に身につける努力をしている限り、 格差社会は怖くありません。 と書いている。3Cとは創造性(Creativity)、コミュニケ-ション力 (Communication)、美的セ…

表紙は奈良美智

「ちくま 4月号」を本屋でもらってきた。 このなかで読みたくなった本は3冊。 刈谷夏子「優劣のかなたにー大村はま60のことば」(筑摩書店) 坂野潤治「未完の明治維新」(ちくま新書) 吉岡忍「ニッポンの心意気ー現代仕事カタログ」(ちくまプリマー新…

大原のひかり

おやじは永年れっずでボランティアをやっているので れっずさぽには顔が知られているのだ。 先日、そののおやじが病院に行ったられっずさぽの看護婦さんに 声を掛けられ、往診の順番が早くなったそうだ。ただそれだけの こころ温まるはなしなのだが、その病…

買った本のこと

3月31日の土曜日に「新橋古本市」で買った本のこと。 井伏鱒二「軍歌・戦友」(集英社文庫)S52年 2刷 たまあに読みたくなる井伏文学 藤原新也「インド行脚」(旺文社文庫)1982年 初版 いつからか藤原新也が遠ざかっていったのだが。 野坂昭如「…

永島慎二雑記22

ひさしぶりに書きます22回め。映画「黄色い涙」が ファミマでキャンペーンをはっている。イラスト入りの Tシャツやバスタオルを独占販売。このイラストが 永島慎二でないのが残念。だれが描いているのだろう。 「黄色い涙」原作本が4月3日より店頭販売開…

きょうも毎日新聞からのネタ

朝刊に「07年度 毎日農業記録賞 募集」の告知が 一面に掲載されていた。農業、環境や食べ物についての体験 や思いをつづるとある。一文が目にとまった。 高校生部門の優秀賞受賞者のうち希望者には、 東京農業大学が特別推薦入試で入学を許可します。 これ…

偏差値とは?

毎日新聞の関川夏央のコラム「晴れても降っても」で 内田樹「下流志向」(講談社)を取り上げていた。 この本によると学生達の学力が年々落ちているのだが、 偏差値は下がっていない。なぜか。全国の青少年が一応に 不勉強になっているので、みんなでレベル…