2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

商売には向いていない

フリマでのこと。ある女性が一冊の小説を手にしてこういった。 Aさん「この本読んだんでしょ」 わたし「ええ、まあ」 Aさん「おもしろかった?」 わたし腕組みをしながら わたし「うーん、そうねえ」 わたし うーんが長かった Aさん「読めないかもしれないか…

永島慎二雑記17

池谷伊佐夫「東京古書店グラフィティ」(東京書籍)によると 安藤書店の縁で永島慎二が「早稲田青空古本市祭記念目録」の 表紙イラストを描くようになった……となっている。 いつごろからのことなのかはわからないが。わたしが持っている 2004年の目録「…

フリマ報告

お買い上げいただきました皆様ありがとうございました。 入り口の正面でベストの場所でした。10時の開催前には 30人ぐらいの行列ができていてビックリ。 21冊。思っていたより売れた。 客層を考えての品揃えと本の価値にあった値段の付け方は 合格点かな…

永島慎二雑記16

学生の頃、早稲田・安藤書店でちょこちょこ古本を買った。 というのもここのブックカバーに「旅人くん」が描かれているから。 安藤書店のブックカバーは、 「カバー、おかけしますか?―本屋さんのブックカバー集」(出版ニュース社) にも写真がでている。ま…

永島慎二雑記15

永島慎二「フーテン」(ちくま文庫もあるよ)での 名場面といえば、「新宿の夜明け」。徹夜明けにみんなで 朝焼けの空を見上げるシーン。常々これをやってみたかった。 新宿で朝まで過ごして日の出をみる。小さい夢だったね20歳のころの。 しかし現実は違…

永島慎二雑記14

あまり古いはなしをしてもしょうがないと思っているのだが。 永島慎二「フーテン」(講談社漫画文庫)は 埼玉の高校生であるわたしにはバイブルであった。 あの頃の新宿は時代の先端をいく文化の街。 気分的にどうしようもなくて学校をさぼって歌舞伎町に行…

永島慎二雑記13

坪内祐三は、「文庫本を狙え!」(晶文社)のなかで、 実は私は誕生日おたくである。 と告白している。「林家ぺーの有名人おもしろビックリ 誕生日の不思議」(二見文庫)をとりあげてのことである。 ちょっと長くなるが、 まったく因果関係はないはずなのに…

五味康祐にはだまされた!

多くのひと証言でではなしは組み立てられていた。 なんの疑問も持たずに読み進んでいったのだが、 そのうちにスキャンダラスな事柄が飛び込んでくる。 こんなことあったのかなあ。それが 五味康祐「小説 長島茂雄」(光文社文庫) ノンフィクションだと思っ…

映画「ヨコハマメリー」に感動するわたし

早稲田松竹で念願の「ヨコハマメリー」を観る。早稲田松竹は はじめてであるが、椅子や内装がきれいでロードショー館並み。 なんでこの映画は感動を覚えるのだろう。なぜ、観る気持ちに なったのだろう。映像に引き込まれながら考えていた。 時間が経っても…

フリマに古本だします。全て300円以下

告知するのを忘れてました。 20年ぶりにフリマに参加します。 1月28日(日)AM10:00~PM2:00 場所:武蔵野市クリーンセンター(武蔵野市役所となり) http://www.city.musashino.lg.jp/cms/event/00/00/42/00004273.html 地図 http://map.yahoo.co.jp/pl…

書物連鎖3

加藤晴之「蕎麦打」を手に入れた次の日、まだわたしは 本屋で文庫本を手に取っていた。現在は微熱に変わったが、 「黒澤明」と名を打った本をかたっぱしから読んでいた 時期があった。この日は未読の文庫が目についた。 野上照代「天気待ち 監督・黒澤明とと…

書物連鎖2

きのうは、加東大介のことを書いた。 無意識にのうちに本の連鎖が続く。 「南の島に雪が降る」の光文社知恵の森文庫版 を発見した次の日に、加藤晴之「蕎麦打」(ちくま文庫) を本屋で手にしてぺらぺらと中身をめくっていた。 そしてこんなことばが目に飛び…

書物連鎖1

きのうのブログで「冨士真奈美は好きな女優さんのひとりだ」 と書いたがなぜなのか?というのが抜けていた。 この件に関しては改めて書きます。 以前にも書いたが加東大介の「南の島に雪が降る」には 感動した。それで古本屋で見つけるたびに買っていたら こ…

冨士真奈美は好きな女優さんのひとりである。

今読んでいるのは、高橋徹「月の輪書林 それから」(晶文社) 2005年。そのなかで冨士真奈美の文章が引用されていて なかなかよかった。まあ、その引用された本は父親の回想記で いま手にはいるようなものではないが。わたしは冨士真奈美の本を探しにで…

おととしの5月に引っ越しています

旧住所に年賀状をいただいた方々へ。 失礼をいたしました。昨年の年賀状には、 「引っ越しました」と入れておいたのですが、 目立たなかったようです。また、ご案内しなかった 方もいらっしゃいまして申し訳ございません。 電話やメールをいただいたり、2回…

永島慎二雑記12

この漫画は吉祥寺・リブロで購入。 本当はなかを観てから買いたかった。 しかし、残念ながらビニールに包まれていた。 えぇぃ!帯買いだあ。 唐沢なつき「漫画家超残酷物語」(小学館)2005年 あの永島慎二の「漫画家残酷物語」を現代にうつしたら こう…

永島慎二雑記11

いやあ、高校サッカーの決勝戦。見応えがありました。 優勝決定の瞬間は身震いがしました。PKはずした2年生が ゴール決めるかねえ。すごいですよ。 今日久しぶりに阿佐ケ谷の喫茶店「cobu」に行ってきました。 そこで映画「黄色い涙」(原作:永島慎二)のち…

永島慎二雑記10

永島慎二の趣味は多岐にわたる。鉄道模型、紙ヒコーキ、 パイプ……などなど。将棋駒もそのひとつ。 増山雅人「将棋駒の世界」(中公新書)2006年 増山は本の中で永島のことをこう書いている。 わたしは永島の将棋駒の師匠であるが、反対に永島慎二が ここ…

とりあえずデザイン修復

図書館で借りてきまして修復しました。 いろいろなオプションを使いこなしたいと 思うのですが、ままならず。

ブログのイメチェン

ブログをご覧いただきましてありがとうございます。 改めまして今年もよろしくお願いいたします。 お気づきのかたもいらっしゃるかと思いますが、 新年でもありますので、このブログも発展させようと 思い、オプションをつけました。それはいいのですが、 そ…

やっぱ岡野だねえ

「相手のDFが疲れてきたら岡野投入」というむかしの 戦術を思い起こさせてくれた。存在感を示す非常に価値ある アシストだった。元旦夜10時の浦和駅周辺。 ウラワポイントは開いていたが、入り口に数人たまっているくらい。 ガード下はほとんどの店が閉ま…