2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

森田芳光の挑戦

はじめにこの話題を聞いた時になんだってーって感じていた。 「織田裕二が三船になれるはずないじゃん」ってね。 NHKの深夜番組で森田芳光「椿三十郎」のメイキングを 放映していてね。これは森田芳光の挑戦だとこころに感じた。 あえて脚本も変えずに、なぞ…

それこそ書を捨てよ町へ出ようです

寺山修司が亡くなったのは昭和58年の5月。友人Fに誘われて 遺作映画「さらば運舟」を観に行った。どこで観たのかなあ。 正直なはなしこの映画よく解らなかった。解るとか解らないと いう映画ではないんだということは解るのだが。 寺山体験はこれぐらいし…

伊東四朗をなまで観たい

小林信彦「喜劇人に花束を」(新潮文庫)を読み終える。 最後の喜劇人として伊東四朗を取り上げている。 伊東四朗で印象に残っていることがある。テレビで 三波伸介のお通夜が放映されていた。伊東四朗がいまにも泣き出しそうな顔で インタビューを受けてい…

きょうも勉強

武蔵境のブックオフが単行本500円、新書200円セールを やっているのでいつもより丹念に棚を見て回ったが、ボウズ。 気を取り直して珍しく近くの古本屋に本をもって行く。 新刊本など10冊ぐらいを1500円で買い取ってくれた。 以外。800円ぐら…

この長い旅のあいだになにかが変わった

外は台風だし、ロードショーを見逃していた 「モーターサイクル ダイアリーズ」をDVDで観る。 この映画はチェ・ゲバラが南米をバイクで旅した実話を題材にしている。 正直もののチェがバイクを手放してから、歩いて 旅をはじめるあたりから強い意志を持ち始…

きょうはちょっとだけ

阿佐ケ谷「元我堂」で 殿山泰司「三文役者の無責任放言録」(角川文庫) 野見山暁治「四百字のデッサン」(河出文庫) を買いました。まんぞく。

日本SFの50年か

日曜日の夜、NHK教育テレビでETV特集 「21世紀を夢みた日々ー日本SFの50年」 を放送していた。これがむちゃくちゃおもしろかった。 SF作家クラブができて50年。当時はSFが認知されていなかった。 「SM作家クラブ」や「SF(サンフランシスコ)サッカー…

1972年の夏のこと

子供の頃、父は国鉄に勤めていた。年に2回、慰安会というのがあって 劇場を貸し切って家族を招待していた。そこは日劇であったり、 浅草の国際劇場であったり。なんとも悠長な時代だった。 三橋美智也ショーやSKDのラインダンスなどを観ていた。 そのなかで…

ポルカってなに?

深沢七郎「言わなければよかったのに日記」(中公文庫)を読了。 先日、NHK教育テレビ ETVスペシャルで今村昌平を特集していた。 そのなかで映画「楢山節考」が取り上げられていた。そこから深沢七郎が 引っかかってきた。深沢七郎の本を読むのははじめて。…

本を買うのがわたしのストレス解消法

小雨のなか久しぶりにぶっくおで本を買う。 きょうはなかなかいい本が買えました。 色川武大「恐婚」(文春文庫) 紀田順一郎「世界の書物」(朝日文庫) 木下恵介「新・喜びも悲しみも幾年月」(新潮文庫) *木下恵介の文庫本は初めて見ました。こんなのあ…

ギックリ背中

朝の通勤電車でなかまでいこうと横歩きをしたら、 背中にいままで感じたことのない痛みが走った。 残業で長いことパソコンをいじっていたら、さらに 痛くなったきた。うーん。 …… 深沢七郎「言わなければよかったのに日記」(中公文庫)を 読んでいるのだが…

一箱古本市で買ったもの

昨日のビールの飲み過ぎで疲れが残っている。 まあ、今回は早番すけっとであったので、2時からは 各会場をまわることができました。 <買ったもの> 1/バール・オステリア・コムム会場 「Books Birdy」オリジナルのブックカバー *うさぎのイラスト入り。…

秋も一箱古本市が終わりました。

石井さん、中村さんをはじめ、スタッフのみなさん、すけっとのみなさん、 店主のみなさん、お疲れさまでした。いやあ、楽しかったです。 大家である「バール・オステリア・コムム」さん、ありがとうございました。 いろいろと気を使っていただきました。 撤…

もろもろ

風邪をひいてしまったかなあ。はなみずがじゅるじゅるでてくる。 やばいなあ、あさって大丈夫かなあ…… ということで、 その一・荻窪ぶっくおが棚移動 きのう遅くに荻窪ぶっくおにでかけたら店が閉まっていた。 リニューアルオープンとなっていて、棚卸しをや…

天才というべきか、奇才というべきか

沼田元気の本が好きでぶっくおで見つけると買ってしまう。 どれも定価2千円以上するので、わたしの買い物としては 高い方である。白金のぶっくおなど定価2400円の 「京都スーベニイル手帖」(白夜書房)が2000円で売っていた。 さすがセレブの街白…

喰わず嫌い

喰わず嫌いということばがあるが、わたしには 読まず嫌いの分野がある。それは外国の本である。 どうしても登場人物が覚えられないのだ。チャーリーが 敵なのか、味方なのか。ジェームスは犯人なのか、被害者なのか。 このあたまのわるさ。どうにかしてくれ…

10月13日秋も一箱古本市

再度お知らせ 10月13日(土)しのばずブックストリート主催で 谷中・根津・千駄木界隈で「秋も一箱古本市」が 開催されます。時間は11時〜17時。 わたしは開催場所のひとつ「バール・オステリア・コムム」で 11時〜14時まで助っ人として参加しま…

振り返ってばかりいてもねえ

きょうも毎日新聞の夕刊から。三面は特集「あの日に帰りたい」。 山口洋子「私だけの昭和」は三島由起夫をとりあげている。 岡崎さんの「あったあった」は中満須磨子「紅茶キノコ健康法」(地産出版)。 そして玉木研二「肉声再生」はディスカバージャパンの…

団地人の高齢化

わたしがいつも通っている理容店は、大きな団地のすぐ近く。 店主ははなし好きのおばちゃんで地域の情報などよく教えてくれる。 床屋のはさみを研ぐのを商売にしている人がいる。 3ヶ月に一度たずねてくるという。わたしが行ったときに ちょうど来ていた。 …