2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

脱線でてんぷくか。

俳優それも喜劇俳優の本ってなんでおもしろいんだろう。 高平哲郎「由利徹が行く」(白水社)1981年 由利徹という名前が無理とおるからつけられた とは初めて知った。八波むと志が九九からという のもわかった。南利明がエノケンの弟子で 破門を許された…

永島慎二雑記9

師走だからということでなくても、時間が経つのが早く感じられる。 今年出版された永島慎二の本は二冊。「永島慎二の世界」 (チクマ秀版社)と「黄色い涙」(マガジンハウス)。 一年に二冊とは近年にない盛況?である。ただし、出版の意図は違う。 前者は…

永島慎二雑記8

「東京人」12月号 no.234は、<中央線の魂 オレンジ電車よさようなら>と題して、中央線から なくなったもの 生まれたものを特集している。 そのなかで2005年6月10日に亡くなった 永島慎二のことを川本三郎が書いている。 ここに出ている永島慎二の…

高橋さ〜ん!たまには飲みに行きましょうよ

二人でよく家に帰れなくって、西荻窪の青山くんの アパートに泊まりに行きましたよね。駅南口の戎で やきとりを買っておみやげにして…… たまには行きましょうよ。高橋さん。

永島慎二雑記7

そろそろ帰りの電車によっぱらいが多くなってきた。 「東京人 12月号」にもどる。川本三郎が 永島慎二のことを見開き2ページに書いている。 その見開き(P42-43)の左下にcobuの奥様の写真がある。 cobuは永島慎二が個展を開いてきた阿佐ケ谷の喫茶店である…

永島慎二雑記6

永島慎二の漫画「黄色い涙」復刻版(マガジンハウス) が映画の原作。その犬童一心監督<インタビュー>での発言が力強い。 詳しいことはここでは書かないが。監督は、中学二年生(1974年) の時にNHKドラマ「黄色い涙」を観て衝撃を受けたとある。 この…

永島慎二雑記5

関口シュンは、永島慎二最後の弟子。 永島漫画最後の作品「銀河鉄道の夜」の アシスタントをしている。もちろん 漫画家としても一本立ちしている。 「フーテン」に登場している。 もどるが「黄色い涙」(マガジンハウス)の <寄稿>は脚本家・市川森一。こ…

永島慎二雑記4

おとといのつづき。夏目房之助の<解説>に ついては書いた。チクマ秀版社「永島慎二の世界」 の丁寧な解説と比べると歴然としている。 この「黄色い涙」(マガジンハウス)の編集者は 著者のことをよく知らないんだろうね。 そうとしか思えない。もっと適切…

ホームで旗を振るのはやめてください

12月2日(土)PM11:00 浦和駅の構内放送。 実家を出てから駅に向かう。 越谷街道が京浜東北線をくぐるところ から階段を昇る。そこが「ウラワポイント」 入り口は人垣で見えない。人が外に溢れ出し 警察が規制している。ガード下の三浦さんの 経営し…

永島慎二雑記3

永島慎二「黄色い涙」(マガジンハウス)2006年 を買う。何回となく読み返しているので、 いまさらなんで新しく買うのかといったら、 後付けが読んでみたいからです。 豪華にも<解説><寄稿><インタビュー> <対談>と4つもついている。<解説>は…