酔って電話

この本は、「一箱古本市」で四谷書房さんから買った。
前から読みたかったが、なかなかお目にかかれなかった本。
小林信彦「天才伝説 横山やすし」(文藝春秋)1998年
小林信彦のお笑い本は、どれもおもしろい。以前、渥美清
ものを読んだけれども、随分古い話なのに事細かく書かれており、
60年前後の東京が目に浮かぶような文章だった。
さて、横山やすしが正月の夜中に酔っぱらって電話をかけてくる
はなしから始まるのだが……
わたしもよくこれをやって嫌われたことがある。
最近は、これが携帯のメールになってのだが、
翌日、履歴をみてびっくりすることがある。
覚えていないのだ。だいたいが、つまみはハムカツだとか、
カン酒で4合目だとか、たわいのないことばっかり。
やっぱり淋しさを紛らわすために酒を飲むと
こうなるのだな。