番外編2

きのうのつづき……
監督がテーマとしていたのが、

やはりやるんだったら個的な、ひとりひとりが
やっていく、共鳴はしても共闘はしない……

ということ。14歳のときの監督がそれを感じて、
映画で主人公の栄介にそれをあてはめていく。
わたしは監督よりひとつ年上だが、あのドラマから
そんなメッセージを受け取ることは出来なかった。
監督の早熟さがわかる。

原作漫画はこうなっている

つまり70年代っていうのは一人一人が個人で闘う時代
だって気がするんだ

なんどもなんども読み返した。
このことばにわたしは18歳で出会ったのだが、これは
強烈に印象に残った。いつも集団や組織になじめなく
悩んでいたわたしは、いいんだよって言われた気分になった。
原作漫画やドラマのシナリオ、映画のシナリオを
もう一度読み直してみることにする。