喰わず嫌いということばがあるが、わたしには
読まず嫌いの分野がある。それは外国の本である。
どうしても登場人物が覚えられないのだ。チャーリーが
敵なのか、味方なのか。ジェームスは犯人なのか、被害者なのか。
このあたまのわるさ。どうにかしてくれえ。
というのが屁理屈。
人に勧められてジョン・ダイング「死の蔵書」(ハヤカワ・ミステリ文庫)
を読んだ。大ベストセラーらしい。新刊で買ったのだが、43刷になっている。
これがね、おもしろかったのよ。古本屋が題材だということもあるけれど……。
日本もアメリカも古本の世界は変わらないな。
あいも変わらず548ページの文庫を読み終えるのに2週間もかかってしまった。
- 作者: ジョンダニング,John Danning,宮脇孝雄
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1996/03/01
- メディア: 文庫
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