モンガさんにいただいた植草甚一展図録「My Favorite Things」で
略年譜を眺めていたら、あららこんなことが
１９２８年（昭和３年）２０歳
谷口千吉（映画監督）らと大隈講堂で英語劇を催し、
セットを担当する。
とある。昨日、このブログで谷口千吉の訃報を書いたばっかり
なのに。奇遇ですなあ。もうひとつ驚いたことに
植草圭之介がいとこであること。へえー。植草圭之介は黒澤明の
同級生で。「酔いどれ天使」の脚本家。どこでどうつながって
いるかわからないものだなあ。植草甚一が黒澤明のことを書いた
文章なんてあるのかなあ。ピーンとこないが。
植草甚一が亡くなったのは１９７９年１２月２日。この頃わたしは
１９歳か。植草甚一に会えないかなあと思いながら、神保町をよく
ぶらぶらしていたもんだ。
