花村萬月「沖縄を撃つ」(集英社新書)を読んでいる。集英社新書では
「自由に至る旅」「父の文章教室」につづいて3冊目だ。
ともあれ沖縄を楽園扱いすう能天気には飽きあきしていた。わたしに
言わせれば過剰にもちあげるのも差別の一形態ではないか。<略>
基本的に自分が見たこと、体験したことを書くということを選択した。
ながながと書き出してしまった。花村の視点の鋭さを書こうと思って
いたのだがやめた。「自分が見たこと、体験したことを書く」。
このことばわたしがブログを書き始めたときのテーマだった。
そんな大事なことを忘れてしまっていた。
- 作者: 花村萬月
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2007/11/16
- メディア: 新書
- クリック: 51回
- この商品を含むブログ (18件) を見る