土門拳展入場料100円也

・11月に収穫して陰干ししていた落花生をゆでる。ゆでピーナッツはうまい。
三鷹に行く。古本屋「アゲイン」へ。けっこういい本が買えた。
 「梅沢珈琲店」でオリジナルブレンドを一杯。これもうまい。
・はたけをのぞいてから、歩いて吉祥寺へ。
武蔵野市立吉祥寺美術館「土門拳|写真展 日本のこころ」を
 観る。赤痢菌の発見者である志賀潔は、写真の中で壊れた
 めがねを補整してかけている。土門はいう。
「赤貧洗うがごとき生活に余生を細らせていた」
梅原龍三郎は、撮影後座っていた藤の椅子を床に叩き付けたという。
 その表情がありありとわかる。撮影も戦いだね。
・子供の写真が多いが、一連の「田川児童相談所の生活」は、
 身につまされる思いがした。昭和30年代ブームってなんでしょうネ。
・「蒼風との共作」は昭和26年の撮影。なんとカラーだ。
・常設展示の浜口陽三記念室には銅版画の原板が展示されていた。
 すべての原板には大きく×が傷つけられている。最初はなんの意味か
 わからなかったが、後刷りができないようにしてあるんだ。
・断酒7日目。ゆでピーナッツにはやっぱビールだよなあ。