・筑摩書房のPR誌「ちくま 3月号」の伊藤剛「おたく文化の現在」は、
つげ義春「海辺の情景」を取り上げている。大学生に「海辺の情景」を
読ませて感想を聞いている。
・「何もひっかからない」「ひとりよがり」「何がいいたいのかわからない」
「面白くもつまらなくもない」「馴染めない」「オチがない」
・うーん。世代なのか、時代なのか、状況なのか、環境なのか。
こうも否定的なことばが並ぶこと事態がわからない。
・手元に「ゲンセンカン主人」(双葉社)があったので「海辺の情景」を
読んでみる。「淡くてせつない気持ち」が残る。これは、高校生の時に
始めて読んだ時のきもちのまま、変わらない。
・つげ義春コレクション「苦節十年記/旅籠の思い出」(ちくま文庫)を
購入。これは「つげ義春全集 別巻」の文庫版。全集のうち、この別巻だけが
欲しいのになかなか見つからなかった。エッセイを集めたものだが、
漫画ではなくても、優れていることがよくわかる。
つげ義春コレクション 苦節十年記/旅籠の思い出 (ちくま文庫)
- 作者: つげ義春
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2009/03/10
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 10回
- この商品を含むブログ (11件) を見る
3月14日(土)には「助っ人顔合わせ会」があります。
第8回 一箱古本市「助っ人顔合わせ会」
日時:3月14日(土)15時30分〜
場所:谷中コミュニティセンター第1会議室(台東区谷中5-6-5/地図はこちら)
会費:なし(17時より、近所の居酒屋に場所を移しますが、そちらは割り勘となります)
* 当日、突然いらっしゃっても大丈夫ですが、なるべくメールにてお申し込みください。
【あて先】 suketto@yanesen.org
【件名】「助っ人顔合わせ会」参加希望
お名前、飲み会への参加の可否をお書き添えください。
・やまがら文庫フェアもまだまだやっていますヨ。
早いもんであと1週間になりました。
やまがら文庫フェア 開催中!
さすらいの古本屋 やまがら文庫が駿河台下カフェ「ヒナタ屋」にて、
古本フェアを開催中です。こだわりの本を揃えて皆さまのお越しを
お待ちしております。<場所>
カフェ ヒナタ屋
千代田区神田小川町3-10 振天堂ビル4F
営業時間:11:30~22:00
(ラストオーダー 21:00)
定休日: 日曜日、月曜日、祝日
http://www4.plala.or.jp/HINATA-YA/
*場所は、ヒナタ屋WEBでご確認下さい。<フェア開催期間>
開催中〜3月19日(木)までやまがら文庫
http://d.hatena.ne.jp/heno3ban/
heno3ban●w9.dion.ne.jp
*●には、@を入れてください。