「杉浦康平 脈動する本」展

・武蔵野美術大学杉浦康平 脈動する本」展はきょうが最終日。
 行ってきました。
・地図で調べると玉川上水沿いに大学があるので、チャリで
 行こうかとも思いましたが、やめました。軟弱もの。
国分寺からバスで。正門から入ると正面に美術館があります。
 広がりのあるいい大学だなあ。生徒が100号もあろうキャンバスを
 ランドセルのように背中に背負ってすれ違いました。あのまま
 家に帰るのだろうか。

・また、この美術館・図書館がいいね。ゆるやかなスロープを3階まで
 登って第三展示室へ。空間までデザインされている。
杉浦康平の装幀本、正直いってよく知りません。勉強不足。
・10のテーマコーナーに別れています。
・1ー静寂なる脈動。見覚えのある本が、

わが解体 (1971年)

わが解体 (1971年)

 高橋和巳「わが解体」「暗黒への出発」。この間、実家で本を整理して
 ブックオフに売ってしまったのだ。
・2ーゆらぎ・うつろう。

 平凡社カルチャーtoday。このシリーズは知りませんでした。
 古本欲を誘われます。
・3ー声を放つ文字。

 柳田邦男「書き言葉のシェルパ―それでも君はジャーナリストになるか! 」。
 そうそう晩聲社。メリハリの効いたポップな色使いと斜めの背文字。
 書店の棚で目立ってました。どれも読んだことはないだろうな。

 渡辺克巳「ディスコロジー」。これも晩聲社。ここらへんはよく古本屋で
 見かけたけどなあ。アマゾンで12000円もするよ。
・4ー脈動する本。

 斉藤真一「ぶっちんごまの女」

 平岡正明山口百恵は菩薩である」。これも杉浦康平か。
・画像がないのだが、宮沢賢治貝の火」(竹尾)1990年。非売品なのか、
 これもいいなあ。欲しくなる。
・6ー本の地層学。
 バグワン・シュリ・ラジニーシ「TAO 永遠の大河」。そうか、この本もか。
 一生懸命、この著者を覚えたなあ。 

 角川類語新辞典。これは仕事でデスクにおいて使っています。
 装幀が杉浦康平だということを知ったのはつい最近。

・帰りは鷹の台駅まで、玉川上水沿いを歩く。これが通学路なんてすばらしい。
          


          
http://d.hatena.ne.jp/seirindou_syobou/20111118
盛林堂書房(せいりんどうしょぼう)
〒167-0053 東京都杉並区西荻南2−23−12
定休日:月曜日
営業時間:10:30〜18:30
*実験的に水〜土曜日、雨が降らなければ21時まで営業中!
*極稀に、臨時休業・営業時間の前後が御座います。
          
取扱分野:山岳書・近現代文学・ミステリー、音楽、絶版文庫、その他全般