D坂シネマ

・きょうはD坂シネマに行ってきました。毎年、この時期にweek企画として行われて
 いますが、観賞するのははじめて。いつも、近くの旧安田邸のイベントを手伝って
 いてチラ見には来ていたのですが。

【D坂シネマ】アンコール上映会 〜丸一日映画だらけ〜
http://www.yanesen.net/topics/detail.html?id=637

・会場は谷根千<記憶の蔵>。きょうは11時から夜8時まで上映するという。
 わたしが観たのは、【Bプログラム】◎ヒトとモノを運ぶ 大好きな鉄道。
・1時半に会場に入ると知った顔があちらこちらに。装幀家の板さんのとなり
 に腰掛ける。板さんには不忍ブックストリートのMAPなどのデザインをお願い
 しておりますが、板さんデザインで個人的に好きなのは「日本鉄道旅行地図帳」。
 この地図帳は楽しい。いくら見てても見飽きない。

日本鉄道旅行地図帳
http://www.shinchosha.co.jp/railmap/1/

・その板さんがとなりで「山を越える鉄道(改訂版)」「交流電化」
 「つばめを動かす人たち」「野菜の値段のからくり」の4本を観賞。
・「山を越える鉄道(改訂版)」(1964年)。上越線がなぜできたか。すごい
 わかりやすい。信越線の後にできたっていうのはわかるのだが、磐越西線
 関係しているとは知らなかったな。EF57がなつかしい。
・「交流電化」(1957年)。仙山線電化のはなし。わたしは交流と直流の区別は
 よくわからないのだが、板さんはじめまわりのかたの解説がはいる。
・「つばめを動かす人たち」(1954年)。これは演出が関川秀雄、音楽が伊福部昭
 最初から音楽がゴジラを思わせるほど重厚。そうか、調べたらゴジラも1954年だ。
 関川秀雄は、先日亡くなった三國連太郎主演「大いなる旅路」の監督だ。
 他にも鉄道ものを多く撮っている監督。当時の花形列車特急つばめを東京から大阪
 までを追う。品川のEF5831号機。品川には、EF58がいっぱいありましたね。
 いつの間になくなってしまったのか。そういえば、お召色の茶色いEF5861はまだ
 品川にあるのだろうか。
・ちょろっと有楽町がでてくるのだが、日劇があって、まだ数寄屋橋も残っている。
浜名湖のあたりは変わらない。名古屋でC6218に変わる。関ヶ原あたりが電化されて
 ないからだと板さん。C6218のデフにはツバメのプレートが付いている。
 ナンバープレートには色がついているようだ。ネットで調べたら赤色だった。
・板さんとなぜ、つばめは静岡に停まらないのかはなしたがわからず仕舞い。

・ひとつドジなはなし。トイレに行ってトイレのスリッパを履いたまま映画を
 観ていました。スリッパ強奪犯人はわたしです、許して。

・旧安田邸にちょこっと顔をだすも、疲れが抜けておらず、左右社トーク
 五つ葉さんの解釈ナイトにも参加せずに帰宅しました。

・まだまだ、不忍ブックストリートweek企画のイベントは続きます。
 詳細はこちらから

不忍ブックストリートweek企画
http://sbs.yanesen.org/?page_id=3151


・追伸! 板さんのTwitterによると東京―大阪間を走る姉妹特急「はと」
 静岡に停まるから「つばめ」は停まらないという説。これ正解ですね。
・これを千鳥停車というそうです。勉強になります。