閑話休題ー偏見3

Uさんとの取材が終わって、日暮里の駅まで
送って行った。Uさんの左手をわたしの右肩に
のせて誘導しながら、ホームへ降りる階段も
半ばにきた時、発車のメロディが鳴りだした。
「走ってあの電車に乗る」というやいなや走り出した。
エッと思いながらわたしも走った。速い速い。
飛び乗るときは、わたしが左足を車内に、
左足はホームにおきながらドアを押さえたのであるが。
あいさつも不十分なまま車中の人となってしまった。
ちなみにUさんは、パラリンピック三段跳び
日本代表選手である。