W杯だから閑話休題

よく日本代表の選手に「国を背負って戦っている」なんて、
いうことが言われますが。国を背負うってなんだろう。
W杯直然に「ドイツW杯 世界のスーパースター 
〜祖国のために旋風を〜」というNHKスペシャルが放映された。
アンゴラのアクア、ウクライナシェフチェンコ、ドイツのバラック
みんな内戦やら、独立やら、統合やら、いろいろな国の事情を
かかえている。アンゴラなんてわたしが中学の頃は、世界で
一番大きな植民地だった。そんな国のスター選手がW杯に
出てくるのだから、いろいろな祖国への思いを背負っているのは
わかる。コートジボアールはいまも内戦中だというし、
セルビア・モンテネグロだってこの間、モンテネグロ
分離独立してしまった。韓国もしかり……
いまの日本はどうだろうか。だいたい祖国なんて感覚がない。
なにを背負ってサッカーをやるのだろうか。選手に国を背負うなんて
言ってプレッシャーかけたってなんの意味もない。
今日、秋葉原へ行ってメイドさんがビラを配っているのを
みながら考えてしまった。