2006-07-12 永沢光雄の短編集のつづき 永沢光雄には、優れたノンフィクションがいくつもある。 この本もその類いだと思って購入した。 永沢光雄「すべて世は事もなし」(筑摩書房)2001年 そうしたら短編小説集だった。へえ、こんな本も書くんだ。 筒井康隆風な不条理。とはいってもどこか生っぽいのであるが。 第一印象はこんな感じだった。浅田次郎ばりの悲しさ。 身につまされるおもい。まだ、読んでいる途中なのだが、 これからも楽しみ。久しぶりに◎の短編集である。