男坂女坂

「女は女のくせにって言われれば、ああそうですかって
 引っ込んでいればすむけれど、男は男のくせにって
 言われれば、無理にもなにかしなけりゃならない」
これは沢村貞子「老いの道づれ」(岩波書店
のなかにでてくることば。
今日久しぶりに山に登った。大月にある高川山
山道を行くと分かれ道があった。右、女坂。左、男坂
迷った、今日はリハビリのようなもの。無理をすることはない。
でもね、男か女かという選択肢。男坂を登った。
なまくらなからだにはきつかった。でもね、それだから
いまいただいているオリオンビールがうまい。