商売には向いていない

フリマでのこと。ある女性が一冊の小説を手にしてこういった。

Aさん「この本読んだんでしょ」
わたし「ええ、まあ」
Aさん「おもしろかった?」
 わたし腕組みをしながら
わたし「うーん、そうねえ」
 わたし うーんが長かった
Aさん「読めないかもしれないから、エエわ」

しまった。売り損なってしまった。
書名は言いませんが、100円の値を付けていた。
なんで、「おもしろいですよ」「読んでみたらどうですか」
とすすめられなかったのだろう。50円でも手放したかったのに。