乱読家は愛娘家

先日、仕事仲間のIさんと酒を飲んだ。実は二人とも痛飲したのだが。
このIさんも本が好きでいつも片手に文庫を持っている。
飲みながらIさんにいま読んでいる本を教えてもらったら、
三崎亜紀「となり町戦争」(集英社文庫……だと。
今度、映画になるんでという答え。Iさんはとうに50歳を越えております。

Iさんの関心するところがふたつ
1・本は買わない
2・つまらなくても途中で投げ出さない、読み出したら最後まで読む

読みたい本を読むというのではなく、本は娘さんが読み終わったもの
を読んでいる。自分の読みたい本を読むということではない。
これを乱読家と言わずしてなんと言うのか。