地獄の索引づくり

林哲夫「古本屋を怒らせる方法」(白水社)を読み終える。
この本の「酔いざめ日記」のなかで
林サンは索引についてこうおっしゃっている。

……それをざっと眺めれば、内容の半分は
読んだような気分になるのだ。

巻末にはちゃんと「人名」「古本屋」の索引が9ページついている。
最近はやりなのかな。平行して読んでいる塩山芳明「東京の
暴れん坊」(右文書院)も人名索引がある。
ちなみにこの本の装丁は林哲夫
…………
わたしもいま索引づくりにはげんでいる。こちらは9桁の数字の羅列。
それが12ページ。わたしは校正要員のひとりなのだが、
あたまがね、雲丹になってしまったような気がするのですよ。
これをやっていると。