・18日は、千駄木古書ほうろうでナンダロウさんのトークショー。
お相手は、藤木TDCさん。「東京裏路地<懐>食紀行」(ちくま文庫)
を書いている。ブラボー川上さんとの共著。
・下町の飲み屋ものの本は好きである。この本は本当にディープ。
有名店なんてでてこないし、喰ったことないものばかりが
つまみにでてくる。
・ちょっとは早く着いた。ほうろうさんに水族館劇場のNさんを
紹介していただく。まだ興奮冷めやらぬ「永遠の夜の彼方に」の
はなしをお聞きする。すごいね水族館劇場は。リピーターになります。
・初対面だというお二人のトークショーがはじまる。最初は、ちょっと
固かった。いつものナンダロウさんのリズムでふたりが打ち解けていくのが
聞いている方にもわかる。
・「モツ煮狂い」のクドウさんとも違って藤木さんのテーマも奥が深い。
戦後の闇市が現代にも残像としてあるというはなし。
・ション横とか、青線とかならまだしも、公営ギャンブル場とは
目のつけどころがいい。
・ポッピーに加えて、ワンカップの焼酎を1本持ち込んだせいか、
次第に酔いがまわってくる。ほうろう自家製島らっきょうの
浅漬けが実にうまい。
・古書ほうろうに居残ってしまい気がついたら12時。促されて西日暮里から
やっとこさ帰宅。やれやれ。
- 作者: ブラボー川上,藤木 TDC
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2006/02
- メディア: 文庫
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誰かがすきだったのか、会ったことがあるというはなしだったか。
まったくもって定かではない。