中谷美紀

・18日は、千駄木古書ほうろうでナンダロウさんのトークショー
 お相手は、藤木TDCさん。「東京裏路地<懐>食紀行」(ちくま文庫
 を書いている。ブラボー川上さんとの共著。
・下町の飲み屋ものの本は好きである。この本は本当にディープ。
 有名店なんてでてこないし、喰ったことないものばかりが
 つまみにでてくる。
・ちょっとは早く着いた。ほうろうさんに水族館劇場のNさんを
 紹介していただく。まだ興奮冷めやらぬ「永遠の夜の彼方に」の
 はなしをお聞きする。すごいね水族館劇場は。リピーターになります。
・初対面だというお二人のトークショーがはじまる。最初は、ちょっと
 固かった。いつものナンダロウさんのリズムでふたりが打ち解けていくのが
 聞いている方にもわかる。
・「モツ煮狂い」のクドウさんとも違って藤木さんのテーマも奥が深い。
 戦後の闇市が現代にも残像としてあるというはなし。
・ション横とか、青線とかならまだしも、公営ギャンブル場とは
 目のつけどころがいい。
・ポッピーに加えて、ワンカップの焼酎を1本持ち込んだせいか、
 次第に酔いがまわってくる。ほうろう自家製島らっきょうの
 浅漬けが実にうまい。
・古書ほうろうに居残ってしまい気がついたら12時。促されて西日暮里から
 やっとこさ帰宅。やれやれ。

東京裏路地“懐”食紀行 (ちくま文庫)

東京裏路地“懐”食紀行 (ちくま文庫)

・そう、きょうのタイトルはどなたかとはなしていて出て来たんだ。
 誰かがすきだったのか、会ったことがあるというはなしだったか。
 まったくもって定かではない。