きょうは朝から憂歌団

・昨夜も終電近くで帰宅。ここんところ殺人的
 に仕事をこなしている。
・きょうも休日サービス出勤なので、朝から憂鬱。
 気分転換に憂歌団のライブCDをいつもより
 ボリュームを上げて聴く。ちょっとはすっきり。

生聞59分 (紙ジャケット仕様)

生聞59分 (紙ジャケット仕様)

・先日、飲み会でのSBSのアイさんとの会話

 アイさん「最近、岡林信康を聴いているんですよ」
 やまがら「へえー、若いのになんで岡林なんだい」
 アイさん「その答えはこの本に書いてあります」

・ということで山口隆「叱り叱られ」(幻冬社)を読む。
 山口隆サンボマスターというバンドをやっている。
・この本は山口隆と音楽界の大御所6人との対談集。
 大御所6人とは、山下達郎大滝詠一岡林信康
 ムッシュかまやつ佐野元春奥田民生
・山口は断絶をなくしてみようということで対談を
 はじめたらしい。世代(縦)の断絶だけでなく、横も
 断絶していて現代になじめないと。
・これだけ年代がはなれて会話がなりたつのか。
 そんなところに興味があった。
山下達郎大滝詠一岡林信康ムッシュかまやつまで
 はよかった。どうやって音楽をやってきたかというのを
 山口はうまく聞き出せていて、おもしろい。
・達郎の音楽への対し方に徹底したポリシーを感じさせた。
 大滝には相当おちょくられていたが、ねばりにねばって
 本音を引き出している。
・しかし、佐野元春奥田民生はあきちゃった。佐野元春自身を
 よく知らないことに原因があるが、技術論になっていた。
奥田民生とはだらだらし過ぎだ。
 結局、岡林信康との対談を読んでも、アイさんの答えは
 導きだされなかった。

叱り叱られ

叱り叱られ