表現力の違い

坂崎重盛「東京煮込み横丁評判記」(光文社)を読む。

東京煮込み横丁評判記

東京煮込み横丁評判記

・最初が、浅草橋「西口やきとん」のモツ塩煮込み。
 これ、うまいんだよなあ。食いたくなってきた。
坂崎重盛って、下町のイメージが強いが六本木で遊んでいた
 ころがあるんだ。

この「ペントハウス」や「長崎物語」がフッと消えて、六本木は
縁のない町になってしまった。

・うーん、なつかしや「長崎物語」。ちょっと大人びたディスコだった。
 といっても、遊びで行ったことはない。
・当時、求人広告の仕事をしていたときのお客さんだった。
・もうひとつ。いまはなき小岩のジャズ喫茶「珈琲園」のはなし。

リクエストすると細い鉄線のようなものにレコードジャケットがセット
されて、するするする、と二階まで上がってくるのもチャーミングではあった。
坂崎重盛

・このことをわたしもブログで書いたことがある。

うまく説明できないのだが、ワイヤーでつられたジャケットが
2Fにスルスルってあがってきて、いまどのアルバムが
かかっているのかわかる仕組みになっている。うん、そんなこと。
(へのさん)

・どうです、この表現力の違い。(自慢してどうする、とほほ)