アフリカ市場タムタムと日本ワインのおはなし

・きのうは昼前に家をでて千駄木へ。三崎坂を登って「アフリカ市場タムタム」へ。
 8年続けてこられたお店が閉店します。モンガ堂さんがいらっしゃっていた。
タムタムさんとはキチンとあいさつのことばをいえず、いつもの世間話。
 お客さんがはいってきたのでモンガ堂さんと後にする。


・不思議に顔をだして、谷根千「記憶の蔵」へ。おみコンさんとのだやさんの
 企画した「日本ワインのおはなし会」のお手伝い。

谷根千のYさんから、蔵を所有する協和会のはなしを伺う。ここでは書かないが、
 そんな歴史があるんだ。まだまだ、わたしの知らないことはたくさんある。
・おはなし会のゲストは、山形上山からタケダワイナリー当主の岸平典子さんと
 長野小布施ワイナリーの曽我彰彦さん。司会はおみコンさんとのだやさん。
・タケダワイナリー「蔵王スター赤」と小布施ワイナリー「ソガ ペール エ フィス
 ヴァン ド ペイ ブラン」をいただきながら、お話を聴く。
・おはなしのなかで印象に残ったのは岸平さんのことば。主婦でもある岸平さんが、
 買い物をするときにブランドの食材を買う時にベースの商品がおいしくなければ、
 そこのプレミア商品を買う気になれない。その方針にしたがって、
 タケダワイナリーのベースである「蔵王スター」の質をあげた……というはなし。

・蔵の明かり取り。
・おはなし会が終わり、古い建物の好きな曽我さんを旧安田邸にお連れする。
 旧安田邸では、もうひとつの一箱古本市week企画である渋谷毅さんのライブが
 行われている。渋谷さんの静かなピアノの音色が聞こえてくる。
 この古いお屋敷にぴったりだ。短い時間だったが曽我さんは満喫なさっていた。

・蔵の狭い入り口。これがいいね。

・2部は懇親会。飯田橋のイタリアン「メリメロ」のケータリング。
 なんて言う名前か忘れたが、ジャガイモのスライスの上に載せてオーブンで
 焼かれたまるごとのヤマメがうまい。
・小布施ワイナリーのパンフレットに書いてあることば。

小布施ワイナリーは個人の来訪者を大切にするため観光バスの受け入れは、
一切しておりません。

・先日のまちとしょテラソの花井さんのはなしを思い出した。

小布施では「観光」と言ってはいけない

・小布施のひと達が、筋を通した考え方をきちんとしていることに共感を覚える。
・ふたつのワイナリーのおいしいワインをいろいろ飲ませていただいたが、
 「蔵王スター」の白が一番すきだな。

不忍ブックストリート一箱古本市weekは終了しました。
 またのお越しをお待ちしております。