古本三昧の一日

・ここんところ仕事が忙しく、休日出勤していたりで
 体調も悪い。
・そんな気分を吹き飛ばそうと朝から、好きな古本屋のひとつ
 大泉学園 ポラン書房「夏のイロイロ箱市」に出かける。
・ポラン書房は、古本屋としてはめずらしく朝10時から
 開いている。バスと電車を乗り継いで11時ごろに到着。
・もう、けっこうお客さんが入っている。
 店内に20箱ぐらい。それこそ古本や紙もの、クッキー
 などイロイロなものがつまっている。
・まず、「古書だヨ〜ン!」がすばらしい。ここから2冊。
 藤子不二雄「二人で少年漫画ばかり描いてきた」 

・先日読み終わったばかりの荻原魚雷「活字と自活」
 (本の雑誌社)にこの本が出ていたのであたまの中に残っていた。
・もうひとつは後藤明生「分別ざかりの無分別」
分別ざかりの無分別 (1974年)

分別ざかりの無分別 (1974年)

・箱の名前は忘れたが植草圭之助「けれど夜明けに」 随分と昔に文庫で読んだことがあるが。黒澤明のういうい
 しさが堪能できるのはこの本ぐらいか。
・「genro & cafe」からはビートルズのパンフを二つと
 「インテリア+音楽のレシピ:カフェ」
インテリア+音楽の「レシピ」:カフェ

インテリア+音楽の「レシピ」:カフェ

・久しぶりにわた毛文庫のオアナさんにお会いする。
 「夏のイロイロ箱市」はオアナさんの企画であったとは
 ビックリ。たしかに案内ちらしがオアナさんっぽい。
・家に帰り、昼飯を食べる。
・次に向かったのは、高円寺あづま通り 「弁天さまの
 ご縁日 縁台ふるほん市」。こちらは午後3時から開催。
・高円寺でも古本屋密度が高いあづま通りへ。数は少ない
 がいつくか箱がでている。お目当ては「あり小屋」さん。
・ここでは、細野晴臣「音楽少年漂流記」
音楽少年漂流記 (新潮文庫)

音楽少年漂流記 (新潮文庫)

 木山捷平木山捷平全詩集」を購入。
木山捷平全詩集 (講談社文芸文庫)

木山捷平全詩集 (講談社文芸文庫)

・「あり小屋」さんとはなしをする。なんと、西荻窪
 音羽館ではたらき始めたという。将来が楽しみだ。
・中央書籍、高円寺文庫センターなどを廻る。
 高円寺文庫センターは最近、古本を始めたのだが、
 なかなか充実した品揃えである。
・都丸書店では、添田知道「日本春歌考」を買う。・お次ぎは水道橋。丸沼書店店頭の100円均一。
 おおう、「人間失格」の文庫があるではないか。
・18歳のときに落ち込んでいる時があって、まさしく
 ここで「人間失格」の文庫を買って読んだんだ。
・思い出してしまった。記念に買おうとも思ったが…ね。
・ブックダイバー「ふるぽん合宿フェア」をのぞいて、
 田村書店。店頭に詩集がたくさんでていて、大木実
 買おうか迷ったがやめた。
・カフェ ヒナタ屋。きょうは第18回「りつつくる」。
 メニューは「アホ・スープとジャンバラヤ」。
 アホ・スープにはアボガドが入っている。
・ちょっと不思議な食感。スパイシーでおいしかった。
・三五さんが来られていたので談笑。
・「雲遊天下 103号」を買って帰る。