オジサンの店番

・きょうは「オジサン文庫」開催中の雑司ヶ谷旅猫雑貨店で店番を
 させてもらいました。
・オジサン文庫に参加している脳天松家さんといっしょ。ほんと二人
 並ぶとどうみてもお店には似合わない。まあ、それが今回の店番の
 狙いでもあるのだが。
旅猫雑貨店の雑貨は、多種多様。和ものが中心の飾り物、
 置き物のほかに、ブリキ製の米びつや小野田焼の小皿などの
 生活雑貨。カラフルな現代的な柄の入った和紙、富士山模様の手拭い、
 酒屋さんが掛けている紺の前掛け。
・そういえば、孫を連れたオジイサンさんが羽子板を買っていったっけ。
 紙をこするとケムリがでてくる「ようかいけむり」もあった。懐かしい
 なあ、子供のころ駄菓子屋に置いてあったんだ。
・店内を見ているだけで飽きない。
          
・バックヤードに入らしてもらう。帳場のうしろのスペースには、在庫や
 梱包の小箱、古本などギッシリ。旅猫さんは狭いなかにごっちゃとした空間
 が好きなんだとおっしゃっていたが、雑然とみえても棚が整理されていて、
 機能的なスペースになっている。
・バックヤードを見ておもったけれど、旅猫さんのトータルデザインというか、
 アートディレクションが素晴らしい。ロゴやキャラクター、チラシ、Web。
 店内の配置、振り子時計、鏡台。手作りの帳場スペース。オジサン文庫で
 使っているガラスの棚。

和雑貨と古本 旅猫雑貨店 店舗案内
http://www.tabineko.jp/shop_info.html
和雑貨オンラインショップ 旅猫雑貨店
http://www.tabineko.jp/contents.html
旅猫雑貨店 雑司が谷・路地裏縁側日記
http://tabineko.seesaa.net/

・この三つのWEBの組み合わせ。お店にいきたくなる。

オジサン文庫目録「東京を歩く」
http://tabineko.seesaa.net/article/324414783.html

・このオジサン文庫目録なんて、読んでいたらわたしが買いたくなって
 しまった。
          
・棚を借りて古本を売るのは、ヒナタ屋や盛林堂のナイヤガラ、たけうま書房
 などで経験させてもらいました。いつも考えるのは、そのお店のカラーに
 あった本を並べたいということ。やまがら=ガーリーって、よく言われる
 けど、微妙に変えているんですよ。本のセレクト作業が実に楽しい。
・今回は、江戸・東京というテーマがあったので揃えやすかった。このテーマ
 も旅猫さんにぴったりで、こういうセンスがいいんだよな。江戸・東京本は
 20冊ぐらいしかないけどって、旅猫さんにDMしたら「ガーリーも」ってこと
 になって旅猫さんにあったガーリー本を持って行った。
・あとは、目玉商品を作りたかったから、実家の引き出しから出てきた学研
 「中一時代」ふろくの文庫(冊子)を15冊ぐらい並べました。こんなもの
 売れるかなと思っていたのにあれよあれよと売れてあと3冊になりました。
          
・12時から4時まで、脳天さんと交代しながら店番をしました。途中、青聲社に
 遊びに行ったりしていたら、あっという間にすぎました。
・6つ、7つといろいろ買っていかれるお客さんが多かった。みなさん長居を
 されている方が多くて、手に取っては返して、また手に取ったり。わかり
 ますよ、その気持ち。
・ムトーさんやジャングル健さんも顔だしてくれた。知っている顔に出合うと
 気持ちがほぐれる。
旅猫雑貨店のTwitterをフォローされている若い女性が二人。やまがら文庫
 の本を買ってくださった。これはほんとうれしい。お聞きすると「オジサン
 文庫」に来るのは2回目で、先週もやまがら文庫をお買い上げくださった
 とのこと。感謝しかなかった。
          
・「オジサン文庫」は28日(木)まで開催しております。まだのかた、
 あしたにでも是非、旅猫雑貨店にお立ち寄りください!