古本ナイアガラがオープン1ヶ月

・早いもので、西荻窪 盛林堂書房の「古本ナイアガラ」がオープン
 して1ヶ月になりました。
・盛林堂の本棚を借りて、自分達のスキな本を並べて売ってみるという
 こころみ。ひとつの本棚に7段ありますので7人で1段づつ20冊から
 30冊置けるスペースです。
・1ヶ月に一度、本の総取っ替えを行なうことを決まりとしています。
 みんな新しい本が揃いました。Twitterから今月のテーマなどを
 拾ってみました。

<暢気文庫>
暢気文庫の新作豆本横光利一、タイトルは『夢もろもろ抄』です。
夢についての断片的随想を集めた作品「夢もろもろ」から抜粋した
8篇を収録。フランス装の本体を半透明の紙ケースに収めてあります。
          
1月も全力展開中の古本ナイアガラ、暢気文庫のテーマは
「フルホン動物園」です(ふざけたお題ですみません・笑)。

・暢気さんの手作り豆本は、古本ナイアガラの目玉。
 本好き仲間へのプレゼントに最適です。

<四谷書房>
12月のテーマは「本の本」でしたが、1月のテーマは「日記」ではなく、
「編集者の本」にしました。盛林堂書房の「古本ナイアガラ」の棚を
ご覧下さい。

・四谷さんは、Twitterをはじめたばかりですが、修得が早い。
 わたしが半年かけて理解したことをもう追い抜いています。

<文庫善哉>
文庫善哉棚“日記本” 日記や日々を綴るエッセイ、日記形式の小説や
単に題名が日記の本。ちょっと補充しました。

・善哉さんの本の収集力にはあたまが下がります。「日記」をテーマに
 してこれだけ集まるのかと目を見張るほどです。

<悪い奴ほどよくWる>
特集〈みんな不良少年だった〉…からは少々外れつつ、プチ補充りました。
BOOKISH 山田稔」とか『伝綺肖像館』とか入ってます。

・Wるさんは、ナイアガラのリーダー格です。映画の本はもちろんのこと、
 懐の深い本が魅力的です。

<フォニャルフ>
「フォニャルフ」では、今月から”ウルトラマン”をテーマに販売しています。
大瀑布の滝つぼのごとき、いちばん下の棚から、シュワッチな本たちが
皆様をお待ちしておりまーす。

・ご存知、古ツアさんです。本を売るのは初めてとのこと。
 ところがどっこい盛林堂の常連さんのハートをわしづかみしています。

<つん堂>
珍しいところでは、sumus、ARE以前の岡崎武志さんがかかわっていた
リトルマガジン「BRACKET」なんてところは、どうでしょうか。
http://d.hatena.ne.jp/tundow/20120110

・つん堂(つんつん)さんは、レアものが目を引きますがそれだけで
 はない。本好きが飛びつくような本を存じてらっしゃる。
 「ナイアガラからは買わない」と決めていたわたしもつい
 1冊買ってしまった。

<やまがら文庫>
今月は福田定良森茉莉沼田元気が中心です。ガーリー度は30%。
おススメは沼田元気マトリョーシカ大図鑑」です。

福田定良森茉莉、買って下さい。
          
・われらが若き大家さんも紹介しておかなきゃ。

盛林堂の気まぐれ店番日記
http://d.hatena.ne.jp/seirindou_syobou/

・古本に関する知識が豊富。いつも勉強させてもらっています。

古本ナイアガラのTwitterとブログが開設されました。
Twitter:@huru_nai
blog: http://d.hatena.ne.jp/furu_nai/

・まだまだですが、今後新しい情報を載せて行こうと思っております。

古本ナイアガラに影響されて、広島で「古本オーロラ」が本日から
始まりました。
http://ameblo.jp/e-set/entry-11134437708.html
http://ameblo.jp/e-set/entry-11136729361.html

西荻窪 盛林堂書房と古本ナイアガラをどうぞご贔屓に!