和田誠「ほんの数行」 (七つ森書館)

・最近、昼休みに千代田区立神田まちかど図書館によく行くようになった。
 本よりもジャズのCDを借りにいくのが目的だが、先日ふと新刊コーナーを
 見にしたらこの本が目に留まった。

ほんの数行

ほんの数行

和田誠 「ほんの数行」(七つ森書館)。和田誠が自分が装幀した本を100冊を
 1冊見開き2ページをさいて語っている。「ほんの数行」とは、本文から2〜3行
 抜き出して、それをもとに紹介している。
・ペラペラとめくっていくと、和田誠装幀本は興味深いいい本が多い。

サミーデイビスジュニア「ハリウッドをカバンにつめて」(ハヤカワ文庫)
山城新伍「おこりんぼ さびしんぼ 若山富三郎勝新太郎無頼控」(幻冬舎
吉行淳之介開高健「街に顔があった頃 浅草・銀座・新宿」(新潮文庫
樋口尚文「グッドモーニング、ゴジラ 監督 本多猪四郎と撮影所時代」(筑摩書房
小坂一也「メイド・イン・オキュパイド・ジャパン」(河出書房新社
鈴木隆けんかえれじい 1」(角川文庫)
池井優「藤山一郎とその時代」(新潮社)
キャメロン・クロウワイルダーならどうする? ビリー・ワイルダー
 キャメロン・クロウの対話」(キネマ旬報社
三遊亭圓生「江戸散歩1」(朝日文庫
佐藤允彦「すっかり丸くおなりになって……」(メーザーハウス)
朝日新聞社編「ビートルズ社会学」(朝日文庫
都筑道夫「サタデイ・ナイト・ムービー」(集英社文庫
常盤新平インタビュー集「高説低聴」(講談社
ドナルド・キーン「私の大事な場所」(中公文庫)

・ほとんど知らない本ばっかり。まだまだ、あるのだがこれくらいにします。
・読んだことのある本は

色川武大「うらおもて人生録」(新潮文庫
高田渡「バーボン・ストリート・ブルース」(山と渓谷社
殿山泰司「JAMJAM日記」(角川文庫)
野上照代「天気待ち 監督・黒澤明とともに」(文春文庫)
水木しげる「ねぼけ人生」(ちくま文庫

・いやあどれもこれも。
*
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