・久しぶりのブログ。戻ってきた感あるなあ。
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・先日、学生時代の友人アライと飲む。彼とは2,3年に一度飲むぐらいの
付き合いであるが、切れないなあ。学生の時は、野宿研究会という
サークルに入っていて、同学年はアライとわたしの二人しかいなかった。
・アライは高校の山岳部で部長をしていたぐらいだから、山や旅には
詳しかった。山と渓谷社から「Outdoor」という雑誌がでてきて、
バックパックな旅がはやり始めるころ。サークルの連中は放浪癖のある
やつばかりだった。
・サークルでは、わたしが委員長で中のまとめ役、アライは渉外担当で
校内でのサークルのまとめ役。
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・わたしの勝手なのだが、アライは人生のライバルだと思っている。
18歳からの付き合いだから、お互いのいろいろは見てきた。仕事や家庭。
それでもって、わたしは全敗なんですよ。
・アライは小さいながらも堅実な会社に入って、この30年で上場もはたして
いる。先見の明があったのだ。いまは子会社ながら副社長。
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・アライが「あした松田聖子のコンサートをさいたまアリーナに観に行く」
という。へえー、学生のころは頭脳警察一辺倒だったのに。
「むかしの自分を確認しに行く」のだそうだ。松田聖子がデビューした
ころがちょうどわれわれ20歳か。来週には、カミさんと福山雅治を観にいく
のだとか
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・確認。松田聖子の歌を聴いて懐かしいと思うだけでなく、あのころの好奇心や
情熱を確認するのもいいのかもしれない。
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・わたしは二足のわらじを履いていたのだが、平日やっていた印刷会社を辞めた。
理由はいろいろあるのだが、ここのところ疲れがとれないのだ。唯一の休日
である土曜日はからだが動かない。そのまま疲れをひきづって日曜日、月曜日
に仕事にいくことの繰り返しだった。それが半年は続いていた。
・それを証明するかのように健康診断の結果もひどかった。コレステロールは
もとより、糖もでていて肝機能もひっかかった。胃もだめで、腸は精密検査。
幸い腸の精密検査は大きな問題がなかったが。
・校正を主な仕事なのだが、データのまとめにPCともにらめっこ。細かいものを
見るので、眼精疲労なのか。首の痛み、肩こりもひどく、頭痛までする。
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・そんなことでちょっとお休みすることにした。56歳になろうとしているのに、
会社を辞めるなんて、はたからみたらばかに選択なのかもしれない。
・そこらへんがわたしの不器用なところ。考えのないところ。
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・そうそうわたしも確認をするために、30年ぶりに読み返している本がある。
植村直己「青春を山に賭けて」(文春文庫)
- 作者: 植村直己
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
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