疲れがここちよい

一箱古本市が終わった。昨日は第17回不忍ブックストリート
 一箱古本市でした。昨年まで二日間開催でしたがことしは1日限り。
・きのうは天気に恵まれ、どのスポットもにぎわっておりました。
 時間を1時間延長して午後5時まで。これはよかった。終わる前は、
 幾分涼しくなり、ひとも閑散としてきて、店主さんも助っ人さんも
 ゆっくりすることができたと思います。
          
・わたしの5/3の行動

田端・青秋部邸にて自転車を借りる。ご子息に会えたのがうれしい→
コシズカハムで荷物を降ろす、幻影文庫さんがいらっしゃている→
D坂を立ちこぎして倉庫へ。D坂を上りきったの初めてか→倉庫で
4人の実行委員に会う。大家さんセットをピックアップ→
川本さんとほうろうほうろうのシャッターの前で寝ているひとがいる→
一瞬、店主の宮地さんかと思ったが違った。そのままにしてコシヅカハム
自転車と大家さんセットを置いて再びほうろう→遠方からの店主さんの
ダンボールとコシヅカ用のスツールをピックアップ→ビアパブイシイ
戸野廣浩司記念劇場と荷物を置いてコシヅカハム戸野廣浩司記念劇場
ビアパブイシイに折りたたみイスを持っていく→特命部隊安岡さんと
ひそひそ打ち合わせ→助っ人高尾さん、小堀さんと店主さん集めて
ミーティング。ここの店主さんは顔見知りが多い。場所決めして11時開始。
→特命にて戸野廣浩司記念劇場、ビアパブイシイ、花歩、ほうろう
自転車でホーム谷中、コーツカフェ、タナカホンヤ、月の裏
おとらさんにばったりあって「喜多の園」がわからないというので、
ご案内する→コシヅカハムに戻る→お腹すいたのでイナアックで
コシヅカのコンビーフサラダパン。うわさどおりのうまさ→特命で花歩、
ビアパブイシイ、戸野廣浩司記念劇場、ほうろう、旧安田邸、千駄木の郷、ホーム谷中。

人が多いよみせ通り、へび道不忍通り
すこしづつ避けながら進む。コーツカフェ、タナカホンヤ。
タナカホンで30分ほど店番→月の裏、根津教会。中庭での開催になったが
よかったかも。島さんに挨拶。島さんありがとう→往来堂書店、喜多の園
旧安田邸で撤収。結局、担当のコシヅカハムには戻れず→ほうろうで川本
さんと会い、折りたたみイスを持って倉庫へ。もうD坂は立ちこぎでは
登れない。自転車を押していく。倉庫→倉庫に片づけてほうろう
自転車を返却しに青秋邸→田端駅で腹減り過ぎで讃岐うどん→西日暮里から
千代田線で根津。根津の秋田屋の店頭ケースからこちらを見ている
芋ようかんが目に入り購入→不忍通りふれあい館地下ホールでの表彰式に
遅れて参加→終了してイス片づけ→助っ人さん飲み会のモゴモゴへ→
3時間半の飲み食い。お腹いっぱい→二次会に行くみなさんを見送って
根津駅から帰宅の途に

・買った本は4冊。みんな文庫だった。

コシヅカハムのいちょう文庫から
木山捷平「おじいさんの綴方 河骨 立冬」(講談社文芸文庫
          
コーツカフェのぺろん書房から
野沢一馬「大衆食堂」(ちくま文庫
          
往来堂書店のだるま書房から
木星王「ジプシー占い タロット入門」(カラーブックス・保育社
河原淳「イラスト入門」(カラーブックス・保育社

・買うのを迷った本はたくさんあった。
          
・昨年の一箱古本市からここ一年。生活に余裕が持てず、やさぐれていた。
 そんな気分でミーティングに出席していたから、実行委員のみんなには
 迷惑をかけてしまった部分がある。前向きになれずに。
・やっとここのところ気分も変わってきたところでの、一箱古本市だった。
 昨年まで二日間開催が一日開催になったことで、不忍も後退したなみたいな
 うわさも聞こえてきた。南陀楼さんが「ことしは原点に返って」と
 言われていたが、それは必要だったのだと今回の一箱古本市を通して思った。
・ここ数年で一番充実していて、楽しい一箱古本市になったと思う。それは、
 昨日お会いした店主さん、助っ人さん、お客さん、それに何人かの大家さん
 と話していて確信できた。
          
・ことしは仕事だったのだが、有給を二日続けてとった。年々疲れも増して
 いくのだが、この一箱古本市後の「ここちよい疲れ」はなにものにも
 代えがたいものである。