座右の銘まで忘れる

いやあ、久しぶりにテレビを観て泣いてしまった。
北の国から」以来だろうか。
17日のNHK にっぽんの現場ニートからの脱出
大阪”若者自立塾”の3ヶ月」録画して今日観た。
ニートになってしまったうちだくんは、いつも
自立塾の合宿の始まる時間に来ない。それが
うちだくんの課題である。NPOの加藤さんがいつも
叱咤激励しているのだがなかなかうちだくんの
遅刻が治らない。うちだくんとの話し合いの
なかでのかとうさんのことば。
「やる前にあきらめるな。やってからあきらめろ」
わたしはここでどっと感情が高ぶってしまった。
高橋和巳「現代の青春」(旺文社文庫)1973年
のなかに「行動する以前の挫折感」ということばが
17ページにでてくる。かとうさんのことばで、
この本を思い出した。なぜ泣いたのか。
それは「行動する以前の挫折感」がわたしの
座右の銘だからである。
それにしても座右の銘を忘れるかね。