とんずらこいてどこへ行こう

*これがうわさのとちの実

情報センター出版局の星元編集長は、
仕事に行き詰まると北海道の遠軽(確か)に
雲隠れをするというはなしを聞いたことがある。
そういう場所を持てるというのは必要だよね。
自分の今いるところよりできるだけ遠いところ
がいいんだろうな。わたしだったらどこだろう。
むかしだったら小樽だな。何年か前に小樽にいったらどこも
かしこも観光地に成り果ててしまって全くおもしろくなかった。
たとえば有名な「海猫屋」。吹き抜けの高い天井だったのに
二階を作ってしまってタダの喫茶店になってしまった。
古材を使った一枚板の大きなテーブルもどこにいって
しまったのだろう。お客は地元民ではなく観光客なんだ
ろうけれど。それにしても。うーん。「北一硝子」もそう。
さみしいかぎり。とんずらこいてどこへ行こう。
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*1:写真はうわさのとちの実