この国にサッカー文化は根付いたのだろうか

朝の中央線内での会話。
「そりまちっていいわねえ」
「あの新潟で監督してた」
「そう、いまは五輪監督。慶応をでて選手生活は短かったけれど、
 監督を志して新潟の監督になったの。ジーコじゃやなくって。
 えーと」(選手生活短かったけなあ?)
オシムでしょ」
「そうオシムを尊敬していて、オシムに教わろうと思って、
 代表のコーチになったの。でも、オシムは教えることは
 しないの。見ながら学べってことらしいの」
「じゃべれないってこともあるんでしょ」
「そうみたいね。でも、ジーコの通訳っておもしろかったわね。
 ジーコが言っていないことも選手に伝えていたらしいの」
「あの背が高いフランス人のね」(それはトルシエの通訳だってば)
「そうそう。このあいだそりまちはアメリカとやって1点も
 とれなかったの。でも、次の試合では点をとったの。
 どことやったんだっけなあ。えーと、えーと」
(香港ですよ。香港……言いたいのを抑えた)
「あら、梅がきれいだわね。あれが聖橋ね」
「そうねえ、きれいね」
どうみても60代後半の女性ふたりの会話です。
すごい!