伊東四朗をなまで観たい

小林信彦「喜劇人に花束を」(新潮文庫)を読み終える。
最後の喜劇人として伊東四朗を取り上げている。
伊東四朗で印象に残っていることがある。テレビで
三波伸介のお通夜が放映されていた。伊東四朗がいまにも泣き出しそうな顔で
インタビューを受けている。インタビュアーがひどかった。
「とうとうひとりになってしまいましたね。」そう言われた伊東四朗
「そんなこと言わないでくださいよ。」って、泣き崩れてしまった。
そのシーンがずっとあたまの中に残ってしまった。
三波伸介が亡くなったのは1982年12月であるとこの本に書いてあった。