永島慎二雑記33

・結局、神保町の三省堂に「上州と横山大観」(みやま文庫)を
 探しに行く。しかし見つからず。
・久しぶりにヒナタ屋でランチ。あいかわらずチキンカレーがうまい。
・店主と歓談してから、仕事へ。いつものサービス出勤。
・みみっちいはなし。題して神保町での永島本の記憶。
 ときは80年代前半。そのころ神田古書センター
 の中野書店では平台に朝日ソノラマサンコミックス
 ならんでいた。白い腰巻きをつけた特価本。「少女マリ」
 「源太とおっかあ」なんかが400円で売っていた。
・松本書店では翠楊社・グランドコミックスが特価本ででていた。
 「サトコは町の子」が800円だった。当時は高いと思っていて
 躊躇して買わなかった。そのうち棚から消えていた。やばいと
 思って店の人に聞いてみたら案の定売り切れ。いまだに
 この本は持っていない。
・有文堂書店の店頭均一台でサンコミックスの永島本を100円で
 3冊買ったことがある。当時でも100円ではなかなか手に入らなかった。
・それにしても松本書店も有文堂書店も30年前からちっとも
 変わっていない。奥の棚の本なんてそのまんまじゃないのかな。
 松本書店に「人間として」の創刊号がずーっとあるような気がする。