・きのうは午前中に座・高円寺で行われている本の楽市での一箱市に。
・小雨が降っている。まだ、お客さんはいない。フリーペーパー
「エホン便り」をだしている「わた毛文庫」さんが今回も出店している。
・本当に恐れ入ります。この品揃え。本のセレクトが抜群です。
どれもわたし好み。
・興奮のうちに8冊も買ってしまった。大友克洋の洋書、
70年代の鈴木いづみ、そして沼田元気に「あまカラ」。
・そんな「わた毛文庫」さんが上石神井のキュリアスでイベントを行います。
・題してキュリアスのほんやさん。
・午後は、早稲田大学へ。水族館劇場 さすらい姉妹特別公演
「谷間の百合」を観に行く。
・大学はオープンキャンパスだ。人であふれかえっている。
公演の行われる演劇博物館前にはすでに長い行列ができている。
行列のなかに音楽班Kさんをみつけていれてもらう。
(そうです、よこはいりです。ごめんなさい)
・雨が強くなってきたが、屋外でやるようだ。
青いビニールシートの上に段ボールが引かれて席が作られている。
おかげさんでKさんと前から3列目に座る。
・「谷間の百合」は千代次さんのあれからと鏡野有栖のこれからの
二人一役。一条さゆりって名前は聞いたことがあるな。
・こまかい劇評が書けない。いいとしかいえないのが情けない。
モンガ堂さんはうまいことをいった。
・最近、水族館劇場は毒だと思っている。ひとが求めている毒。
日常の生活に飽きてきて欲してくる毒。麻薬じゃない、毒。
・「谷間の百合」を観てちょっと違うかなと思った。やっぱり
水族館劇場は素直に大衆演劇だ。長谷川伸のような、松竹新喜劇のような。
題材はちがう。永山則夫で、一条さゆりか。昭和を生きた異端。
・写真はこちらで谷根千ウロウロさん。
・屋外舞台は一体感を生んだ。途中、どしゃぶりになるかと
思われた雨が白熱の演技にみとれている間にパタッとやんでいた。