・きのうは東京国立博物館平成館小講堂で行われた
「全国ブックイベントシンポジウム」にいってきました。
・司会は南陀楼さん、福岡からブックオカの藤村さん、名古屋から
BOOKMARK NAGOYAの岩上さん、仙台からBOOK! BOOK! SENDAIの
前野さん、小布施からまちとしょテラソの花井さんが出演されました。
・それぞれの一箱古本市がスライドで紹介されました。
印象に残ったのがあ2つ。
・仙台の前野さんがおっしゃっていた、イベントとビジネスのこと。
イベントを楽しくやっていくこともさることながら、ビジネスとして
やっていかなくてはいけないとのこと。
これは不忍でも考えていかなくてはいけない。もうけるということが
主ではなく、場をきっちりと確保しなくてはということ。
・南陀楼さんが「イベントをまちおこしでやっているのか」という質問を
したが「はい」という意見はなかった。小布施の花井さんが「まちおこし
ではなく、まちづくりをしている」と答えていた。うん?何が違うんだ。
・「まちづくり」は、「まちおこし」と違って旗ふりではないと。
そうか、「まちづくり」ということばに確固たるものを感じた。
また平成の合併に抵抗した小布施では、「観光」ということばは
つかわないというのも好感がもてた。
・また、長崎のはなしをするが、大河ドラマで龍馬をやっているからって、
どこへいっても大河ドラマの衣装が飾られた「龍馬館」があって、
龍馬茶屋には元祖龍馬まんじゅうを売っているという状況に先はない。
小布施と違って「観光」でやっているからなんだろう。
・シポジウムを聞いて、来年は一つぐらいイベントでも企画してみようか
という気になった。