・この「日々のこと」の連載は、新型コロナウイルスによる
不安を少しでも解消したいという思いで続けてきたのですが、
ちょっとネタ切れを起こしています。
・ということできょうは「新刊書店にいかなくなったわけ」を羅列
したらなにか見えてくるのではないかと思ったわけです。
- 近くにいい本屋がない
- 活字離れ
- 老化
- 通勤電車に乗っていない
- SNSを使っているので情報は足りる
・大きく分けたらこんなところだろうか。いい本屋がない。いい本屋とは
四谷の文鳥堂書店とか、西新橋の書源。この二つはむかし働いていた
会社の近くにあったがいまはない。千駄木の往来堂書店が近くにあれば
まったく違う状況になるだろう。いい本屋は読みたい本が見つかるのだ。
ビジネス自己啓発本とか、お金の本とか、自分にプラスにならないような
軽薄なものばかり目立つところにおいてあるような本屋がなんと多いことか。
・週刊誌は週刊宝石、月刊誌はだんちゅうや散歩の達人、東京人など、
夕刊だって毎日だけでなく日刊ゲンダイもときたま買っていたし、サッカーの
試合の次の日は必ず日刊スポーツを買っていた。あとサッカーマガジンだ!
これらはみんなWEBやSNSの情報でまかなえてしまった。その間に新刊本を
読んでいたんだから。通勤電車は本を読むのに最適だったけど、いまは通勤
もしていない。
・読書量が減った。ふとんに入ってから寝るまでの時間も読書時間で1時間ぐらい
読んでいたり、ミステリーなんかは終わるまで読み続けて陽がのぼってきたなん
てこともあった。いまはふとんに入ったら半ページ読んだら眠りについてしまう
ていたらく。集中力がなくなって途中で投げてしまう本が多くなったのも老化じゃ
なかろうか。
・などとぐたぐた書いてしまった。