いやあ、一気読みとまではいかないがそれに近い。
本文二段組で331ページだから結構な読みでがある。
・もう高田渡が亡くなって15年経つのか。この本はなぎらが
「そうなんだ」ということ、「そんなことまで」が書かれていて
それでぐいぐいと読んでしまった。
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・「ここによく高田渡が来るんだ」と友人Fに吉祥寺のバーに連れて
いってもらったときに言われた。20年くらい前のはなしだが。
・高田渡なんて過去の人で「自衛隊に入ろう」と「自転車にのって」
ぐらいしか知らなかった。その後、西岡恭蔵の追悼コンサートを見に行った。
日比谷野音であっていろいろなミュージシャンが出ていて、その中に
なんか大御所が出てきた感じ(ちょっと違うかも)。きゅうにみんな笑顔になった。
待ってましたって感じ。そのころからCDを買って「鎮静剤」「値上げ」なんかを
聴きはじめて高田渡にはまっていった。
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・BS番組で「なつかしのフォークソング」なんて歌番組があって、フォークの
ヒットソングが歌われる。なんかつまんないんだよね。ひびかない。
・いまだによく聴くCDは、はっぴいえんどと増尾好秋。それに高田渡。
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・その吉祥寺のバーはかかっている音楽がよくて、料理が美味しいから
そのあともなんどか行ったけど高田渡には会ったことがなかった。
・この本を読んで思ったけれど会わなくてよかったのかもしれない。
会って話しかけていたらどやされていただろう。