日々のこと 16 THE BIG ISSUE 定期購読

・THE BIG ISSUE 定期購読することにした。

 2年ぶりである。この新型コロナウイルス不安により

 ことばが欲しくなるので、それをTHE BIG ISSUE

 求めることにした。

・vol.379の特集は「”移民社会”を生きるヒント」。

  まだ途中ではあるが、作家温又柔さんへのインタビュー

 がよい。台湾生まれで日本語育ちの温さんが、体験して

 きたことでの疑問、問題提起。なんで日本の社会は

 こんなふうになってきてしまったのか、考えさせられる。

・THE BIG ISSUEは、ホームレス人生相談や海外の販売者を

 紹介する「今月の人」など読ませる連載が充実している。

 海外のニュースや情報が多いのもこの雑誌の魅力である。

・最近はテレビのニュースもつまらなく見なくなってしまったが、

 新型コロナウイルスの情報が知りたいのでNHKBSの

 ワールドニュースはよく見る。朝番組だった「キャッチ世界トップ

 ニュース」が11時からに時間変更になって見られなくなって

 残念。

・そんななか今朝のワールドニュースでやっていた、イタリアベルガモ

 の地元新聞に10ページにわたる訃報のニュースには驚いた。

 イタリアの現状を伝えているのだが、日本でも起こりかねないことで

 はないか。

headlines.yahoo.co.jp

日々のこと 15 北の富士コラム

・どうも稀勢の里横綱になった頃から相撲への興味が

  薄くなってきたのだが。大関稀勢の里が好きだったのかな。

・そういいながら結構相撲は見ているんだよ。やはり炎鵬の取り組みが

 いちばん楽しみです。初日と千秋楽の正面解説は北の富士。子供のころ

 活躍したおすもうさんで唯一残っているのが北の富士じゃない。

・その北の富士のコラムがおもしろい。東京中日スポーツのコラム。

  高熱で休んでいた千代丸を「デブ」「肥満児」とか言っている。

www.chunichi.co.jp・このセンスがすごいね。テレビの解説は抑えているのがわかる。

 これが毎日無料で読めるというのが信じられない。無料でヤフーニュースに

 流さなくてもこれを読むために東京中日スポーツ毎日買いますよ。

みうらじゅん 『マイ京都慕情』

・そう、京都慕情だよ。渚ゆうこの京都慕情。

 小学5年のときのヒット曲だ。好きだったな。

 まだ行ったことのない京都への憧れ。嵐山や桂川

 ディスカバージャパンにのせられていたし。

 20代のころ、スナックでエイトトラックのカラオケで

 よく歌ったことも思い出した。

・渚ゆうこの京都慕情から始まるんだもんな。みうらじゅん

 不安になるときに助けてくれる。

 

マイ京都慕情

マイ京都慕情

 

 

日々のこと 14 源政子

・きのう図表のことを書いた。もうひとつ面白いものがあった。

 「鎌倉幕府中枢とのあつれきで粛清された主な武士」。

毎日新聞の埼玉版に月2回の連載「さいたま歴史散歩」

 である。これはすごいためになる。いまのところ主に

 将門あたりからの武蔵武士のはなし。この記事をもとに

 将門の額のある城峯神社に行ったし、木曽義仲の産湯

 の井戸も武蔵嵐山に見に行った。

・まあ、いろいろな埼玉にゆかりのある武士が謀反の疑いで

 殺されているのだが、このなかで源範頼がでてきてびっくり。

 源範頼は中学の歴史教科書で知って、なんで義経の兄で

 源平の合戦では大将だったのに影が薄いんだろうと思って、

 影の薄いところが似ている自分に合わせてすごく気になる人物だった。

鴻巣に住んでいた安達盛長の娘を範頼に嫁がせたというのだ。

 範頼が流罪になったときにかくまったという伝説があるそうで、

 北本市の東光寺に墓とされる石塔があるという。境内には

 蒲の冠者範頼にかけて樹齢800年の「蒲のしだれ桜」があると、

 これは見に行かねばならない。

・数々の粛清をしたのは北条氏となっているが、北條時政なのか、

  北条義時なのか、それとも北条政子北条政子って、なんで源政子

 じゃないのだろう。平清盛の妻は平時子。たしか時子は平氏の出

 だったからそうなのだが。

北条政子って、夫婦別姓の先駆けなのかなんてね。

mainichi.jp・この記事は有料です。

日々のこと 13 図表を見る

・3/8の「2019年の男女格差指数の主な順位」から、毎日

  新聞の図表を切り抜いて、マイブックにスクラップしている。

  これがなかなかおもしろくなってきた。

・さてきょうはなにを切り抜こうかと思って紙面をざあっと

 みる。きょうは「国内の新型コロナウイルス感染者」で、

 きのうも「国内の新型コロナウイルス感染者」。これを

 比べてみると、

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観戦者数は52人増えている。

退院者は36人増えている。

>>

  など。見えてくるものがある。

・3/11は「東日本大震災の被害」で関連死3739人というのが

 気になる。

・3/12「各国の核兵器保有数」が一番びっくりした。ロシアも

 アメリカも6000個を超えている。こんなもの実行されたら当に

 地球は吹っ飛んでいる。不明確ながら北朝鮮が20~30個と

 いうのもいままで知らなかったが不気味な感じがした。

日々のこと 12 ことばを欲する

・3.11のときがそうだったけど、不安になるとことばが

  欲しくなる。もちろんいいことば。こんかいも同じように

 のどの渇きをうるおしてくれるようなことばを求めている。

・きのうの毎日夕刊「この国はどこへ これだけは言いたい」

  は、コロナ禍に思うと題して哲学者の内山節さん。

・ダイヤモンドプリンセス号の感染拡大について

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その検証結果を発表して対策の修正を示さないから、政府への

信用がなくなるわけです。それがまた不安を高めている」

>>

・対策の修正ができないんだよな。一回決めたことはやりとげる、

  のが美徳だみたいな感じ。オリンピックだってあと4か月だというのに

  小池都知事も森会長も延期を考えていないという。明らかな思考停止。

  どんな状況になるかわからないならいくつかの対策を持っていなければ

  傷口は深くなるばかり。

・それにしてもいいことばは毎日夕刊に限るといえるほどよいコラムが

 あります。

・途中から有料記事になります。

mainichi.jp

日々のこと 11 別役実

別役実が亡くなられたのか。芝居好きの友人ヒロユキに連れられて信濃町

  文学座アトリエに別役実・作「海ゆかば水漬く屍」を見に行った

  のは1978年の10月だった。 文学座アトリエのwebに公演の記録で

  調べた。1時間ほど前について、開場を待つ間にロビーで新人の

  劇団員の方が珈琲を入れてくれる。これがじつにうまかった。

・あの舞台と客席に境目がなく芝居にすうっと入っていける一体感が

  素晴らしく、それにぽつんと明かりをともした電信柱が一つ立っている

  セットというか装置。あの雰囲気が好きでその後何度か文学座アトリエで

  別役実がかかると見に行った。

・「天才バカボンのパパなのだ」は、文学座アトリエ公演を見落としていて、

  後年に千石の三百人劇場での木山事務所公演を見た。セリフはオウム返し

  繰り返しで内容はわからない。それが不条理というのだけどね。