kmstreet.exblog.jp・鬼子母神通りみちくさ市が復活します!
・開催は4/21と11/10の年2回です。
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2024年 不忍ブックストリート一箱古本市 助っ人さんを募集します! - しのばずくん便り
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・不忍ブックストリート一箱古本市は、4/29日(月・祝)に開催。
それにともなって助っ人さんを募集するそうです。
・助っ人さんの募集は5年ぶりとのこと。復活してよかったです。
わたしも応募しました。
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・先日、1泊2日で長野に行ってきました。
・家を出て1時間半かからずで長野着。
新幹線は早いわ。軽井沢あたりは雨。
長野も積雪はなく、登山靴を履いてきた
のに期待外れ。
・雪が降りだし、松本着。塩尻ー辰野間が不通とのこと。
やばいと思いながらも街にでる。
・どこかで珈琲が飲みたい。調べると谷中から移転した
「ボッサ」は遠く、吉祥寺から移転した「かうひいや
3番地」は開店前だった。それではと思い「栞日」に
おじゃまする。「栞日」はうすうす知っていた。
(↑上の写真)
・元は電気屋だったのか、改装してブックカフェに。
古い調度品が目につく。2階で本を売っているという
ことで2階へ。ミニコミ誌やzineなどけっこう本が
並んでいる。写真のとおり本と本箱で美しい空間を
創り出している。
・ゆったりとした椅子に座り、浅煎りの珈琲をいただく。
これがむちゃくちゃうまい。もう、ここにはいつまでも
居られる。
*
・店を出て古い通りから駅に向かう。
・途中、古本とレコードのお店「アガタ書房」を
見つけて入る。いやあ、古本屋が見つかるとは
思わなかった。本の分類が行き届いていて、
見やすい。
・いままで見たことのなかった「特集つげ義春」の
小冊子を購入。こういう掘り出し物が見つかるの
がうれしい。つげの座談会まで載っている。
*
・駅に戻ると塩尻ー辰野間は終日運休とのこと。
ただしみどり湖経由の新線回りは動いている
のでホッとする。
豊橋ー豊川間はむかし仕事で乗ったことが
あるが長野県側は初めてなのでうれしい。
・伊那市に到着。古い町の感じがある。
・きょうの目的地「たけうま書房」は、すぐに
見つかる。とびらを開けると土間に本棚がならび、
奥にこたつに入ったたけうまさんが顔を出す。
・たけうまさんは一箱店主仲間であったが、
もうプロの古本屋店主になって10年目である。
・家のなかを案内してもらう。3階まであり蔵が
くっついていたり、小さな部屋がちょこちょこ
あって複雑なつくり。使用人がなんにんもいた
そうだ。ドアのついた階段なんて津軽の斜陽館
以来じゃないか。
・たけうまさんが紹介してくれたエビスホテル
にチェックインする。大浴場で朝風呂ができて
朝食付きで5800円は安い。安いだけでなく快適
に過ごさせてもらった。いやあいいホテルです。
・ふたたびお店に行き、たけうまさんの仕事が
終わるのを待って飲みに行く。たけうまさんと
飲むのも久しぶり。古本のはなしはつきない。
・次の日、部屋のカーテンを開けると雪が
積もっていた。これはまずいと予定を変更して
8時代の電車に乗って上諏訪へ。
・きょうの目的地に行くのはまだ早いので、片倉館
へ行くことにする。10時の開場を待ってざぶん。
そう片倉館は千人風呂といわれた温泉なんです。
・エビスホテルの朝風呂に入っているから午前中に
2度も湯につかる。快適このうえなし。
*
・「言事堂」がきょうの目的地。雪の中、迷う。
グーグルの表示が違っているようだ。
わたしが最初に那覇のお店に行ったのは10年前。
那覇の一箱が台風で中止になったとき、手を指し
述べてくれたのが「言事堂」さんでその時の
本の入った箱を1か月お店に置いて売っていただ
いた。お世話になりました。
・お店は、けっこう広い。天井は大きなはりが
むき出しになっており、薪ストーブが暖かい。
本棚は、美術や写真関係の本が充実しており、
郷土資料も充実している。
・捜していた塩の道の本を見つけて、どびあがるほど
うれしく購入しました。
・「言事堂」さんともいろいろはなしができた。
探していた本も手に入り充実した信州の旅に
なりました。
・埼玉北部、群馬、栃木の一部とちょこちょこ
歩いてきてことしは長野だなあ。
・「ストップ・メイキング・センス」を観てきました。
*
・1985年、仕事が終わって上映時間が迫っていたので、
渋谷駅から走ったのは覚えています。渋谷パルコだった
かなぁ。満員でいちばん前の席しか空いてなくて首が
痛かった。なんたってデイビッド・バーンがカッコよく
って次の日サントラを買いに行ったっけ。
*
・あれから38年!せっかくなのでIMAXとやらで
ユナイテッド・シネマ浦和で。爆音とはまた
違って臨場感がありますね。ひとつの演奏が
終わると左右から拍手が聞こえてきて、映画を
観ているひとが拍手しているのかと。いい映画
いいライブいいパフォーマンスは時代が変わって
も古びないですね。浦和で映画を観るのも戦メリ
以来だから40年ぶりでした。
*
・年末から「PARFECT DAYS」「エドワード・ヤンの恋愛時代」
いい映画ばかりが続きます。
*
・次は「漫才協会 THE MOVIE」かな(^^)
デイヴィッド・バーンのリバイバル上映を観てきました。
・「ストップ・メイキング・センス」4Kレストア版上映を
記念して1週間だけの上映。もうこれを逃す手はないと
いう思いで月曜日の夜だというのに日本橋まで行ってき
ました。
*
・2回目ですが、最初から最後まで最高でした。アメリカも
日本と同じで息の詰まるような世の中であるということが
よくわかる。ショーの演出、音楽、ダンス、舞台装置、
ファッションそしてカメラワークそれらが緻密に計算されて
いてメッセージとなって飛び出してくる。それが素晴らしい。
*
移民なしなんてありえない
・このデイヴィッド・バーンのことばがずしりときた。
*
・映画が終わって会場が明るくなったら拍手が起こった。
こんなことは初めてだ。
kareha-movie.com・「枯れ葉」アキ・カウリスマキ監督を観てきました。
・まるでミュージカルのような。決してミュージカル
ではないのだが。このもやっとしたなかに監督の
アイデアがあるような気がします。
・カッコいいラジオが欲しくなりました。
(新潮文庫)読了!
*
・著者の二人は夫婦である。その夫婦がいっしょに
行った飲み屋のことをそれぞれ書いているという
形式がちょっと変わっていておもしろい。
・一軒目が西荻窪「戎」だ。新刊ででたばかり。
この最初の部分が目に入って即買いしました。
*
・角田光代がどこかで「戎」のポテサラをほめて
いたのを読んだことがあるが、この本では「戎」
を絶賛している。章の名前も
愛する戎
だよ。
酔うほどにみんながしあわせそうに見えてくる
ふむふむ。
この店で喧嘩をしている人を見たことがない
ほんとそうだよなあ。この鋭い指摘。
ひとりで飲んでいてもさみしくないのがいい
これなんだな、わたしが戎好きなのは……
・河野丈洋もすばらしい。
店全体に「この酒はうまい」と思わせてくれる
空気が充満している
それはなにかというと店員が作っている「安心感」
だと。そうそう、客にはなしかけない。これが
いいんだよね。